ビューティーワールド ジャパン 福岡に3,818人が来場/メッセフランクフルト ジャパン(株)
メッセフランクフルト ジャパン(株)(梶原靖志社長)が主催する「ビューティーワールドジャパン福岡」が2月8日(月)~9日(火)の2日間にわたり、福岡市博多区の福岡国際センターで開催された。
会場となった福岡国際センター。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今年は例年とは大きく異なる環境下での開催となった同見本市では、感染防止対策を徹底し、日本政府の方針および(一社)日本展示会協会が作成した「COVID-19感染拡大予防ガイドライン」を遵守。参加者全員のマスク着用、体調・検温チェック、消毒、換気、分散来場の呼びかけはもちろんのこと、看護師の常駐や館内滞在者数リアルタイム管理システムを導入し、施設が定める最大収容人数の50%以下の状態を維持するなど、開催の安心・安全に努めた。
感染予防対策を徹底。
期間中、出展エリアには初出展の56社を含めた122社が出展。エステティック・美容・ネイルなどに関する多彩な製品、サービス、技術やノウハウが披露され、会場には、2日間合計で計3,818人が来場した。
多くの参加者が、サロン開業準備や売上アップのための買い付けを来場目的とし、会場内では熱心に商談する姿が多く見受けられた。
商談の際も感染防止対策が図られた。
出展者からは「直前まで迷ったが出展して良かった。購買意欲が高い来場者が多かった」「コロナ禍で長期間会うことができなかった既存顧客とも顔を合わせて商談ができた」「予定通りに開催してくれて良かった。ビジネスの起爆剤として見本市は欠かせない」など、多くの喜びの声が主催者に寄せられた。
一方の来場者は、「実際に見て、触れることができる見本市は貴重な買い付けの場」「新規サロンの開店準備のために来た。製品を手に取り、担当者と詳細を確認しながら検討できたので、この見本市が開催されて本当に助かった」などのコメントが集まった。
また、経営ノウハウや技術を学べるセミナープログラムも充実。メインステージにおいては地元サロンから(株)九州壹組/(有)バグジー代表の久保華図八代表が先陣を切り、「繫栄サロンが必ずやっていること、考え方」と題してコロナ禍でも揺るがなかったサロン運営の在り方を披露した。
繁盛の秘けつについて講演する『BAGZY』久保華図八代表。
その後、FEERIE新井唯夫代表が「TADAO ARAI Up Style Seminar 2021」と銘打って、アップスタイルの最新コレクションをライブ形式で展開。DADA CuBiCアートディレクターの古城 隆氏は「デザインの視点」をテーマに、美容師が追求すべきヘアデザインの質と価値について、実演を交えて解説した。
『FEERIE』新井唯夫代表のアップスタイルデモンストレーション
ヘアデザインについて解説する『DADA CuBiC』古城 隆氏。
【来場者数】2月8 日(月)/ 2,181人(2,968 人)
2月9 日(火)/1,637人(2,192 人)
合 計 /3,818 人(5,160 人) ※( )は2020 年実績
公式サイト
https://beautyworld-japan.jp.messefrankfurt.com/tokyo/ja.html