夏バテ防止と言えば「うなぎ」なんですけどね。
真因に辿り着くことなくして、真の再発防止策など出来ず!
先日、大手百貨店に入るお店が販売した「うなぎ蒲焼」や「うなぎ弁当」を食べた147人が下痢や嘔吐などの体調不良を訴え、このうち90代の女性が亡くなるというニュースが飛び込んできました。
うなぎ弁当などは「土用の丑の日」ということもあり、実に1567食も販売されたようです。
もしかしたら、カウントされていない人達がいるのかも知れませんが。
まぁ、夏バテ防止と言えば「うなぎ」なので、このニュースはちょっとショッキングでしたね。
はい、私は柳川のうなぎせいろ蒸しが大好物ですからね。苦笑
その食中毒ですが、管轄する保健所からは「黄色ブドウ球菌による食中毒」という判断が出されました。
黄色ブドウ球菌。これは厄介です。
そもそも黄色ブドウ球菌は、手の傷口をはじめ、手指・鼻・のど・耳・皮ふなどに広く生息しているようで、健康な人の30%位が保菌していると言われています。
つまり、手に傷口があれば当たり前として、傷がなくても素手で食品や調理器具に触れないようにすべきなんです。これがルールでしょう。
「土用の丑の日」ということで、もしかしたら慣れないパートさんも増員していたのかも知れません。もしかしたら作る数の多さに通常の品質管理が出来ていなかったのかも知れません。
まぁ、推測の域は出ませんが、手袋をしていなかったとすれば、そういうことなんでしょうね。
いずれにしても、しっかりと原因を究明して欲しいですね。真因に辿り着かなければ再発防止なんて出来ないでしょうから。
はい、そうなんですよ。
何事もしっかりと原因を究明して、そして真因に辿り着くことでしか再発防止なんて出来ません。
どんなビジネスでもミスやトラブルはあるものです。だからこそ、この視点を絶対に忘れないことですね。
おまけの一枚は出張先への移動中での一コマ。新幹線こまち号がゆったりとしているので、仕事するスペースとしては最適ですね!
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