高卒認定試験を解説:令和4年度第1回の地理A(1番の問2)と地理B(1番の問1) #メルカトル図法 #正距方位図法 #リマ #ロングイールビュエン
問題文
ケンさんは,世界地図の様々な図法の特徴に興味をもち,資料2 と資料3 を得た。これらの資料から読み取った内容として不適切なものを,あとの1 ~ 4 のうちから一つ選べ。
<資料2> メルカトル図法の地図
<資料3> 東京を中心とした正距方位図法の地図
<選択肢>
1 資料中のAは東京からリマまでの等角航路を,Bは大圏航路を示している。
2 東京から見たリマの方位は,南東である。
3 東京からリマまでの距離は10,000 km 以上離れている。
4 東京からリマまでの距離は,東京からロングイールビュエンまでの距離よりも長い。
最低限必要な基礎知識
メルカトル図法
正距方位図法
大圏とは
地球表面の大円。大円とは
球面を中心を通る平面で切ったときにできる切り口の円。
by デジタル大辞泉八方位の表し方
対蹠点
考え方
2:正距方位図法は地図の中心(ここでは東京)からの距離と方位が正しい。資料3を見たらリマは東京の北東にあることが分かる。