高卒認定試験の過去問解説:令和5年度第1回の地理A(3番の問4)と地理B(3番の問1) #メガシティ #人口増加率
問題文
タカノリさんは,「メガシティ」と呼ばれる人口が1,000 万人以上の都市圏について興味をもち,資料6 ~資料8 を得た。これらの資料から読み取った内容として不適切なものを,あとの1 ~ 4 のうちから一つ選べ。
資料6 2000 年におけるメガシティの分布
資料7 2020 年におけるメガシティの分布
資料8 2000 年から2020 年にかけての国・地域別人口増加率
<選択肢>
1 資料6 と資料7 から,南北アメリカ大陸では2000 年から2020 年の間に,メガシティの数が増加したことが分かる。
2 資料6 と資料7 から,2000 年から2020 年の間に新たにメガシティとなった都市圏は,特にアジアに多いことが分かる。
3 資料7 と資料8 から,2000 年から2020 年にかけての人口増加率が高い国ほど,メガシティが多く立地する傾向にあることが分かる。
4 資料6 ~資料8 から,2000 年から2020 年の間に,アフリカ大陸で新たにメガシティとなった都市圏は,いずれもこの間の人口増加率が50 % 以上の国に属していることが分かる。
基礎知識
南北アメリカ大陸、アフリカ大陸の場所
アジアのだいたいの場所
考え方
1
要するに「南北アメリカ大陸では2000年(資料6)の■数に比べて2020年(資料7)の■の数の方が多い。〇か×か?」って聞かれてる。
南北アメリカでの■の数を数える。
2000年(資料6)は6個、2020年(資料7)は8個やで2020年の方が多い。
2
「2000年(資料6)と2020年(資料7)を見比べたら、特にアジアで■が増えてる。〇か×か?」って聞かれてる。
2000年(資料6)から2020年(資料7)にかけて増えた■にマークしてみた。アフリカ/ヨーロッパ/南アメリカでも増えてるけどポツポツて感じ。アジアはどっさり。
3
「資料8で色が濃く塗られてる国ほど資料7の■の数が多い。〇か×か?」て聞かれてる。
資料8で真っ黒黒に塗られてても資料7に■がない国が結構ある。
たとえば資料7でサウジアラビアは真っ黒黒に塗られてるけど資料8に■が1個もない。アフリカにもそーゆー国いっぱいある。
4
「アフリカ大陸について、資料7‘’(選択肢の2番で出した図)でマークしてある都市はみんな資料8で真っ黒黒に塗られてる。〇か×か?」て聞かれてる。
資料7‘’を見たらアフリカでマークしてあるのは2か所だけ。この2か所について資料8を見たら真っ黒黒に塗られてる。
南アメリカ大陸とアフリカ大陸の違いが分からん!ゆー人は…
ロビンソン・クルーソーを地図と照合しながら読むべし