![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133664376/rectangle_large_type_2_fe92f93df05c50e981546f587e28aa8d.jpeg?width=1200)
参議篁が百人一首に残した作品は?
参議篁が百人一首に残した作品は?
─── 目 次 ───
☆作品
☆意味
☆擬人化
☆文法解説
☆鑑賞
☆出典
★関連動画
───────────
☆作品
♪ わたの原
八十島かけて
漕ぎ出でぬと
人には告げよ
海人のつり舟
です。
読みは、
♪ わたのはら
やそしまかけて
こぎいでぬと
ひとにはつげよ
あまのつりぶね
となります。
この歌は、島へ流されるときに詠んだ歌です。
島流しになった理由は、
4句切れ。
☆意味
わたの原 (海原を)
八十島かけて
(たくさんの島々を
めぐって)
漕ぎ出でぬと
(漕ぎ出して行ったと)
人には告げよ
(都の人たちに
伝えてください)
海人のつり舟
(漁師さんの釣り船よ)
となります。
この歌を聞いた漁師さんが、都へ歌をとどけたのでしょうか。
☆擬人化
下の句:人には告げよ
海人のつり舟
釣り船に向かって、
「伝えてください」
と、呼びかけた
☆文法解説
2句:「かけ」動詞「かく」
「目指す」という意味
3句:「ぬ」完了の助動詞
「と」格助詞(引用)
「わたの原〉から
「漕ぎ出でぬ」までを
伝える内容として引用
☆鑑賞
☆出典
『古今集』羈旅・407
★関連動画
Please return to...
───────────
【参議篁 top】