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【光る君へ】第14話から/兼家の最期
【光る君へ】第14話/兼家の最期
※この記事のタイトルは、大河ドラマのタイトルではありません。
大河ドラマファンの皆さま
古典ファンの皆さま
【光る君へ】第14話
星落ちてなお
観ましたか?
物語の序盤の中心人物
【藤原兼家】
ついに退場となりました。
道兼と並び、
憎まれキャラのはずなのに、
私は、泣いてしまいました。
兼家の枕元で、
【道綱、道綱】
と、繰り返す寧子(やすこ)。
その時、兼家が目を開き、
発した言葉に驚きと感動!
脚本:大石静さんの奥深さに
またも涙、、、
妻の他に妾(しょう)が
何人もいる平安貴族。
それでも
【夫婦の絆】
を見事に表現した名場面だと
思います。
You Tuber の先生がたも
このシーンに感動した方は、
結構いらっしゃいます。
さて、
兼家が発した言葉とは?
寧子の顔を見て、
【嘆きつつ ひとり寝る夜の
あくる間は いかに久しき
ものとかは知る】
とたんに泣き崩れる寧子。
自分が書いた
【蜻蛉日記】
からの引用。
あの頃、夫兼家が訪ねて来て
くれない寂しい日々だった。
けれど、人生の終わりに
【嘆きつつ】
と、詠んでくれた夫。
私は、このシーンだけ、
あとから観かえしました。
百人一首ソングライターの私。
もちろん、この
【嘆きつつ】
にもメロディを付けました。
曲調が、
明るい→暗い→明るい
と変化。
ですが、
【光る君へ】第14回に
不思議とマッチする気が
いたしました。
ボカロの歌声で、お届けします。
(諸事情によりメロディ変更の上、2030年、生ヴォーカルにてDVD発売予定)
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