見出し画像

現代医学の目的は?

現在分かっているだけでも何万と病名はあり、症候群などを含めると何十万と疾患や症状がある。

現代医学が発展した1つのきっかけは細菌の発見です。
細菌を叩けば病気を克服できるという原因と結果を短絡的に結びつける西洋思想の医学がまさにこれにあたる。

この細菌学が入ってきたことによって日本では東洋医学は隅においやられたと言ってもよい。

ただ、毎年のように新しい疾患は増えています。
なぜこんなことが起きるのか?

これは現代医学が"結果に対して答えを出す"という面ばかり重視して『人間とは何か』という根本的な所を追求してこなかったからだと考えます。

現代医学は帰納還元論、結果検証主義。

仮説は実験・観察をもとに理論モデルを設定し、これによって実際現象を説明しようとする。
理論と合わない事実は、例外として無視されて論が進められることが多い。
生物系、医学の場合、臨床の現場と基礎研究が乖離していることもあり、実態にそぐわない理論がひとり歩きする傾向がある。

これに対して演繹論は伝承医学の考え方に近いと言える。

演繹論は、命題を立てる段階でその合目的的意味や存在の意味を充分に考慮し、各階層における要件の一致性を前提として論を進めつつ、実験・観察から得られた結果とも照合して考察する。
そして事実を統一的に説明できるモデルを形成し、それが実態あるいは自然界と一致するまで理論を確定させていく。(演繹確定)
したがって確定した理論には例外はない。

医者が増えているのになぜ病院が増えるのか?

この疑問にみなさんはどう答えますか?

いいなと思ったら応援しよう!