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3月不登校父親カフェアンケート結果

不登校父親カフェは、奇数月の第2土曜日に開催しています。
ということで、3月の父親カフェを開催しました。
今月は欠席連絡が複数名あり、5人くらいかなぁと思ったら、飛び入りもあり、8人にまで増えました。
会場設定が、ちょっと狭かったかもしれません・・・。男性が8名も机を囲んだので、”ギュッ”となっていました。次回以降は8人くらいが余裕をもって座れる会場設定にした方がいいなと思っています。

◆不登校父親カフェ概要◆
開催日時:3月9日(土)15時~17時
場所:フリースクールみなも
参加費:500円
参加人数:8人(うち新規参加者1名)
ファシリテーター&サポーター:2名

3月父親カフェアンケート結果

1.今日の参加目的を満たすことはできましたか?

今日の参加目的を満たすことはできましたか?

「十分にできた」、「できた」と参加者全員が答えてくださいました。
よかったです。
アンケートを1月から取るようにしているので、改善点を念頭に置きながら運営していました。参加者全員がお話できているかな?言い残しはないかな?と気配りができていたのではないかと、思っています。

2.今後のあなたにとって役立つと思いますか?

今日参加したことは、今後のあなたにとって役立つと思いますか?

「普通」という回答番号は作っていないのですが、なぜか「普通」に〇をする参加者がいます。今月の父親カフェのテーマは「多様性」だったかなと思うと、それも「あり」ですね。
回答は、ほとんどの参加者が「とてもそう思う」に回答していて、全員が「普通」以上に〇をつけてくださいました。

3.今日の親カフェで印象に残る言葉やフレーズを一つ上げるとすれば何ですか?

  • 学校文化、~ねばならない、×

  • ビルオーナーになって子どもが永遠に食えるようにする

  • どうせなら変な人になれば良い

  • 子ども自身が目的を見つければ動き出す

  • 出逢いの重要性、「違い」の受容必要性

  • 普通にしなくていい

  • 子の本質的部分を探ってほしい

4.その他

今回はご意見なしでした。書く時間があまりなかった、ということもあるかもしれません。アンケート記入時間を終了前数分は取れるように心掛けなければなりませんね。数分のタイムコントロールが難しい・・・。

◆じょに~の感想◆

今回のテーマは「多様性」「異質性」だったのかもしれません。
親自身も社会の多様性の一端を担っていることを、もっと自覚してもいいのではないでしょうか?と場全体から呼びかけられるような、そんな時間のようにも感じました。

自分自身を振り返ると、年齢が上がるにつれて、「気の合う人」や「共通点のある人」を探さなくなりました。それは、どこまで行っても努力するときは「ひとり」。頑張るときは「ひとり」。こうありたいと自身が思う姿に近づくプロセスは「ひとり」だと思うからです。

もちろんたくさんの出逢いがあり、結果的に共通点も気が合うも感じるけれども、動き出しや新しい環境に参加する際には、それを求めなくなりました。気が合わないのは当たり前。仕事はチームでするけれども、自分のできる最大限のパフォーマンスをすることを目指したら、共通点も気が合うか合わないかは、絶対条件ではないな、と経験的に感じているからかもしれません。

結局何と葛藤しているかというと、自分と葛藤しているのかもしれません。この仕事は「ここまで」としていいのか。今の取組みは「ここまで」をゴールとしていいのか。チームとしてのゴール設定はあるけれども、どこかで自身のゴール設定があり、チームと自身とのゴール設定が異なることは普通にあります。

自分の力を最大限発揮できる自分の在り方を模索していくと、結局は「ひとり」になる。私が私のままにいるためには、結局「ひとり」を是認する必要があるようにも思う。

でも、ずっと「ひとり」でいられるか、というと結構心細いのかもしれない。
「あなたはあなたのままでいい」「私は私のままでいい」と多様性が承認される場がないと、もたない。そんなことを今回の父親カフェでは感じたのでした。

多様性承認の場が、家庭にあれば、それはそれでいいのかもしれないし、家庭に見いだせないのであれば、趣味の場でもいいのかもしれない。

「親の会」は不登校のわが子を見ながら、親自身もまた「多様性」の一端を担っていることを感じざるをえない、そんな場面であり、そして、誰一人として同じ状態像のいない「不登校」だからこそ、親の「多様性」も子の「多様性」も承認することができるのかもしれない。

そして、「多様性」を承認する場は、実は社会生活の中であまりないのかもしれない。
だから、私にとっても「親の会」が必要な場になっているのかもしれない、と、そう思うのでした。

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