2月親カフェのアンケート結果
2月親カフェを開催しました。
「親カフェ」は不登校の子どもを支える親の会です。
全国の親の会への参加のしやすさを向上させようとひそかに思っていまして、「親の会」の雰囲気が伝わればと思い、参加者の協力をいただいて、アンケート結果を公表しています。
親カフェ概要
開催日時:2024年2月24日(土)13時30分~16時30分
参加費:500円
参加人数:11名
サポーター:不登校経験者1名、有資格者1名
メインファシリテーター:じょに~
アンケート結果
1.今日の参加目的を満たすことはできましたか?
「十分にできた」60%、「できた」40%でした。
「できなかった」に〇をした人はいませんでした。
よかったです。
2.今日参加したことは、今後のあなたにとって役立つと思いますか?
「とてもそう思う」が80%、「そう思う」が20%でした。「思わない」に〇をした方はいませんでした。
満足度と役立つの回答には差がありまます。
「役立つ」の実感の方が強く感じていただいているようですね。
3.今日の親カフェで印象に残る言葉やフレーズを一つ上げるとすれば何ですか?
●センシティブな話題というのは多々あるのでは?
●不登校の話題は子どものプライバシーにふれている事なんだ、自分が好きなことベースでできる事をする。
●いろいろなお話を聞けて、一つに絞れず・・・すみません。
●どう感じるかは、人それぞれ。(→みたいなことだったかな)
●自分のやりたい事ベースで始めてみる、不登校はなってみないとわからない。
●心身症はいろいろ・・・好きな事ベースではじめよう。
●カフェコンフェイト(不登校ママのおしゃべり会)というZOOMの会を紹介できたこと。
●それぞれの世界観、価値観は違う
●子どものプライバシー
●距離感のたとえがなるほどなと思いました。
今回のディスカッションの大きなテーマを上げるとすれば、
「アンコンシャスバイアス」でした。
子どもが「不登校」だった、あるいは、「不登校」中であることを知り合いに伝えることは、「子ども」にとってどうなんだろう?
という問いがディスカッションテーマとして上がりました。
「不登校」情報を集めたいと親が思っていたら、「不登校」であることを発信するかも、とか、知り合いから「今子どもさん、大学生?」とか聞かれた時に、「まだ高校生」とか、「大学に行っていない」とか答えることについて、本人に了解がいるのかいらないのか。
というそういう話題でした。
いや、そもそも、子どもの情報は親は自由に取り扱っていいのか、という問題はあるかなと思いました。
ちなみに、不登校経験者からは、逆に子どもの立場で、知り合いに「今高校生?」とか聞かれた時に、「不登校」って答えていいのかどうか、親がどう思うのか、言っていいのかを考えてしまう、という意見も。
正解はないけれども、「この人には言ってほしくない」はあるだろうなぁと思います。それは、親も子も。親の不登校に対する整理の仕方と、子どもの自身の不登校に対する整理の仕方は、タイミングも内容も異なるのは当然だろうと思います。親だから同じ思いでいる、と思い込むことが傷つける可能性があるように思います。
逆に、「子どもの進路」を平然と聞くこともまた、本来はもう少し慎重になることなのではないかと思いました。
みなさんはどのように思いますか?
4.その他ご意見
●人に話すことは大事だなあと思いました。
●遠足に出かけてみる(自分のための)をやってみようと思いました。
●心が少し軽くなりました。ありがとうございます。
●みんなの普通からこぼれる人はいる事を知っておく必要があるんだなあと気づきました。
●アンケート書く時間5分ぐらいとれたらなぁ。
●いつも楽しみながら、いろんな話を聞けたり話せたりするのがいいな、と感じています。ありがとうございました。
●皆さんお子さんを愛しているなぁと思いました。
●また次回参加したいです。ありがとうございました。
今日は終了時間が延長してしまいました。
私自身の今後の親カフェの展開について話をしてしまったこともあり、みなさんの時間を15分も奪ってしまいました。ごめんなさい。
そして、アンケート書く時間5分今後取るように時間の調整をしたいと思います。
ということで、2月の親カフェはこんな感じでした。
「不登校」は一世帯の親が抱える問題ではないと思います。
是非、つながり合いながら、子の不登校を支えていきませんか?
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