アニメ【推しの子】2期10話 感想
■はじめに
この記事は【推しの子】2期10話の感想を書いた記事になります。
まだ見ていない方に対しては、ネタバレになりますので、ご注意ください。
この記事は、
・アニメを見た人と同じような感想を共有出来たら嬉しい
・原作漫画を読んでいない人が原作漫画を読むきっかけになったら嬉しい
という思いでこの記事を書かせていただきました。
その為、私は原作漫画を読んだ上でこの記事を書いておりますが、基本的に原作漫画のネタバレはしないように書いております。
原作漫画と違った部分について言及する部分もありますが、違ったという程度しか書かないつもりでいます。
その上でアニメと原作漫画の違いが気になった方がいらっしゃいましたら、原作漫画を読んでみてください。(めちゃくちゃ面白いです。)
アニメを見て同じような感想を抱いた方がいらっしゃいましたら、嬉しいです。
■10話の内容
今回はデート回でした。
前半は『アクア』と『かな』のデート。、後半は『アクア』と『あかね』のデート。
『ルビー』からの誘いで、宮崎のMV撮影に同行することになった『アクア』が、『かな』に誘われて旅行用のキャリーケースを階に行くということになりました。
『かな』は好意のある『アクア』とのデートということで服もいろいろ考え、『アクア』の行動1つ1つに大きく感情を動かされていました。
後半は、お決まりの『アクア』と『あかね』のアリバイ作りのデートです。
『アクア』は「じっくり話したいから」という理由で『あかね』を宮崎ロケに誘います。
この誘いで『あかね』は『アクア』の考えを読み取り、そのまま話すことを提案します。
移動しながら会話を進めていき、『アクア』が『あかね』を助けた歩道橋にたどり着きます。
歩道橋にたどり着いたところで『あかね』から『アクア』が自分を何かに利用していたこと、『アクア』の優しさも知っていることを伝えます。
『あかね』からの想いを聞いたことで『アクア』の考えや想いも伝えます。
・母親を殺した犯人と目される父親を探していること
・異母兄弟が見つかったこと
・異母兄弟の父親は既になくなっていること
これらの話を『あかね』に伝えたところで、『あかね』の表情が曇り「体調が優れない」ということで帰宅します。
『あかね』は『アクア』に見落としがあることに気付き、焦りや不安を抱えながら帰ります。
最後のシーンでは、場面が変わり『ルビー』が『アイ』のお墓参りをしていました。
『ルビー』は最近『アクア』の表情が明るくなったことを喜び、『アイ』に報告し、帰路につきます。
そこで、とある金髪の男性とすれ違い、男性は『アイ』のお墓の前に立ち止まり衝撃の一言を放ちます。
■10話の感想
今回の話は前半やデートシーンでは、『アクア』、『かな』、『あかね』の可愛さがいかんなく発揮されていたほのぼのしたシーンにだったのに対して、後半急激に不穏な雰囲気が流れる衝撃の内容だったと思います。
『アクア』と『かな』のデートシーンはひたすらに『かな』が可愛らしく、『アクア』の行動もデートで男性がエスコートする際のお手本を見ている様でした。
時間ギリギリまで何を着ていくかで悩み1人ファッションショーをしていた『かな』は本当に恋する女の子という印象でした。
対して『アクア』は先に到着して『かな』の分の飲み物も頼んでおり、お会計も2人分をスムーズに支払い、夕食も予約しているという徹底ぶりでした。
『かな』からも女の子の扱いに慣れ過ぎていると評価されていましたね。
『かな』とのデートシーンは純粋なラブコメとして楽しめたのですが、それだけで終わらないのが【推しの子】だったと思います。
『あかね』とのデートシーンは最初はほのぼのとしているものの、『アクア』の復讐の目的を失ったという話から急展開していきました。
『あかね』は『アクア』の見落としに気づき、それを裏付けるように『ルビー』が『アイ』のお墓参りをしているところに『ルビー』の父親を名乗る男性が現れました。
『ルビー』の父親ということは、『アクア』の父親でもあるので『アクア』の復讐は終わっていないということになります。
そのことに『あかね』はいち早く気付き、『アクア』に伝えないまま帰宅しながら、その可能性について考えていたということになります。
これに気づいた『あかね』の今後の行動についても注目していきたいと思います。
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