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卒業旅行を振り返って

1/23-2/5の10泊12日間の卒業旅行から帰ってきた。

スペイン・フランス・イタリアの3か国をまわった。

旅行に行くまでは、自分の理想の人生は

”世界を飛び回っていろんな人や景色文化食事に触れ全身で自分の知らない世界を味わい、それにより自分がどう変化するのかをノートにまとめること”

なんだと考えていた。

自分にはそれがあっていると。

でも実際卒業旅行を終えて思ったのは疲れたということ。

もちろん暮らし慣れた日本から異国に行くのは違うことだらけだし、観光を詰め込んでいたのはあるかもしれない。

つまり1年間住んでみるとかだったらまた話は違うかもしれないけど。

そんな中で、自分はゆったりと落ち着いた暮らしをし、そこで感じる自身の感情の機微を感じとって記すことが好きと気づいた。

それとどこかに出かけるより、ものをつくる方が好きと気づいた。

12月から祖母のもとでパン作りを習っていたが帰国後もパンを釣っている最中の無心の心地よさ、完成後の充実感それは旅行に勝る気がした。

イメージで言えば旅行は瞬間的、爆発的な充実感、一方パン作りのようなモノづくりは静かなじわじわ来る充実感。

後者の方が自分は好きだ。

それに今は編み物やパッチワークをしたい。その興味の方が大きいからとりあえずその熱量があるうちは海外はいいかな。

ただそんな旅行というか知らない土地に行くことの楽しさは実際に現地に行かないと感じられないことを感じられるところだと思った。

スペイン人は家族友人と良くコミュニケーションをとり陽気な感じ、フランス人はせっかちで気高い雰囲気だけど親切さがあって、イタリア人はフレンドリーで接しやすいっていう人の雰囲気とか。

だから正直観光地行くよりも現地の人の暮らしぶりとか彼らとの会話に重きを置いた旅ならそこまで疲れないだろうし面白いと思う。

そして変わらなかったのはやっぱり一人がいいということ。

長期間友達と寝食を共にしたのは初めてで、その楽しさももちろんあったが、それでも一人の心地よさ、自由さの方が自分は好きだと、確固たるものだと思った。

自分がどういう人生や暮らしを求めているのかいろいろ頭では考えていたけど結局こうやって行動してみないと気づけない。

そういう意味でこの旅行は単なる卒業旅行以上の意味を持っている。

いろいろ経験してそれを通して自己理解をして自分の人生を充実したものにできるよう逐次調整していこう。



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