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UXライティングで意識していること

ラクスデザインチームのオノダです。

ラクスでは定期的にLT(Lightning Talk)会を開催しています。
先月のテーマは「UI/UXのトレンド(2020年/2021年)」ということで個人的に関心の高かった「UXライティング」についてお話しました。


発表スライドはこちら。

1.コピーライターとの役割の違い

もともと私は広告業界でグラフィックデザインや、パンフレットやWEBサイト制作に携わっていた経験から、広告業界でのコピーライターの役割とUI/UXにおけるUXライターにおける役割とでは大きく異なることを肌で実感していました。

↓広告業界のライティングの制作環境とライティングの役割

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↓UXライティングの現場では

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また、UI/UXの制作現場においてはライターが一人もいない環境も珍しいことではなく(弊社の場合においても同様)デザイナーやエンジニアがその役割を担っています。

2.ライティング力を磨く

最近は「UXライティング」に関する本も多く見かけるようになり、気になったものから積極的に読むようにしています。その中で、個人的におすすめの本として、以下3つをご紹介。


中でも「新しい文章力の教室」は、弊社のデザインチーム内でもおすすめ書籍として共有しています。
UXライティングに関わらず、日々の仕事の文章を書く様々なシーンでも役立てられそうそうです。

(↓なお最近発売された以下の本も個人的におすすめです↓)

3.ライティングで意識していること

文章を書く時に忘れずに意識できるよう、シンプルで覚えやすい合言葉を考えました。

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「短(たん)正(せい)会(かい)、短く・正確に・会話するように。
特に「会話するように」はUXならではのポイントです。ターゲットとなるユーザーをきちんとイメージして、言葉選びをする必要があります。

4.ライティングのルール決め

弊社のようなBtoB SaaSの開発現場では、一人のUIデザイナーだけがライティングを行うのではなく複数の関係者がライティングすることも多いので、文章を書く際の「ルール決め」もUIデザイナーの大切な役割です。

まとめ

UIにおいてUXライティングの影響の範囲は大きく、UXライティングがユーザー体験の要と言っても言い過ぎではないかもしれません。
ユーザーに対し違和感のない自然なコミュニケーションでUXを高めていけるよう、今後もライティングスキルを磨いていきたいですね。

終わりに

ラクスではUIデザイナーを募集しています。
少しでもご興味がありましたら、こちらの募集要項からご応募ください。
お待ちしております!

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