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無人島~伊武と筆者と時々日吉

皆様、あけましておめでとうございます、筆者です。
昨年は予想以上に多くの方にnote記事を読んでいただけ大変光栄に思います。
今年も引き続きありがとテニプリな一年にしたいです。よろしくお願いいたします。

それでは新年一発目の投稿。本日はPS2用ソフト『テニスの王子様 ドキドキサバイバル 山麓のMystic』で遊んでいこうと思います。

この記事にはゲームの多大なネタバレが含まれます。

テニプリ乙女ゲームの金字塔ドキドキサバイバル(以下ドキサバ)の片翼を担う通称『山編』。
無人島での半サバイバル合宿に赴く総勢40名のテニプリキャラクター達が遭難に遭い、本当にサバイバル生活が始まってしまうというテニプリらしいふざけたあらすじの本ゲーム。

お馴染みのキャラクターたちに巻き込まれ一緒に遭難してしまう女の子たちがこちら。
前回遊んだ『海編』では右の辻本彩夏ちゃんが主人公でしたが、『山編』では左の大人しそうな小日向つぐみちゃんを操作してテニヌ戦士たちを陥落していきます。

それでは参りましょう。今回攻略するのは、この男~~!

ぼやきのニューウェーブ 伊武深司(不動峰中2年)

正攻法で最推しを攻略していこうと思います。
実は既に好感度MAXで攻略しておりますが、今回は好感度を少し少なめに調整しながら、別パターンのEDを見るつもりでプレイしていきます。

1日目

海編では跡部が指揮を取っていましたが、山編では青学の手塚部長がリーダーとなってサバイバル生活を送っていきます。

これがかの有名な手塚名物・ガバガバの部屋割りです。
跡部が有能すぎるだけで他校の人間関係なんて知らねーってのがまあ残当ですよね。伊武は日吉と同室になるそうです。陰キャで固めやがったな。

早速伊武に話しかけていきましょう。話しかけていきましょう、といいつついきなり不安な気持ちを吐露する主人公。
なお小日向つぐみちゃんのお父さんは、テニス部員たちが合宿に向かう際の客船の船長として一緒に遭難し現在行方不明です。まだ14歳、身内の行方不明に不安な気持ちが隠せるわけがありません。

怒られました。伊武深司、このゲームどころか原作漫画で一番暗い男なので本当にお前が言うな。

でもすぐに謝ってくれました。あれ、もしかしていい子かな?

え、お父さんのこと探してくれるの~!?!?言ったな!?言ったね!?
嬉市~~~~~!!!!!なんか最後本音漏れてるけど!
伊武深司の座右の銘は有言実行、こんな性格ですが一度口にしたことは絶対にやり遂げるという強い意志を持っている男です。絶対お父さん見つけ出して目の前で愛を誓い合おうな!!

2日目

朝のミーティングでその日の活動内容を話し合います。
毎回思うけど遭難はどう考えても大会運営が危ぶまれるレベルの危機的状況なんだから言い訳にはなると思います。

今朝は伊武とキノコ採集デートに行っちゃいます!

冬虫夏草を知っている中学2年生、伊武深司。
まあでも伊武は何か変な雑学に詳しそうなイメージはある。神尾が冬虫夏草知ってたらなんか嫌だ。
というかこのゲーム、海編のウニもそうだったけど謎スチルでは山編も負けてませんな。
しかし主人公は大の虫嫌いらしく、せっかく伊武が見つけた冬虫夏草もポイしてきて!とご立腹。

もう……結婚しろ!!!(もう…散体しろ!)

伊武に会いに行けない時間は不動峰メンバーに噂を聞きに行きます。

ああ、そうだな。(後方父親面)
いい奴かはともかく、裏表なく思った事はすぐぼやいてしまうという意味では素直かもしれません。

お昼前に伊武が話しかけにきてくれました。
主人公を励ましてくれているようです。やっぱり初日にツンツンしちゃったの気にしてるんだな。いい奴じゃん。
橘さん、あなたはいつでも正しい。

からの平成のツンデレムーブ。

(平成のゲームです)

所変わって(?)午後は不動峰のユニフォームの話に。
不動峰のユニフォーム、テニプリのユニの中で一番好きです。動くとフードがひらひらしてかわいいよね。

ああ言えばこう言う~~~~~~~~~~~~

伊武君が自分の世界に入ってしまいました。

さて午後3時。伊武も伊武の噂を持っている人も誰も見当たりません。
そんなときは他に気になる人へちょっかいをかけにいきましょう。

日吉若2年、アグレッシブベースライナー(詠唱略)

日吉は森へキノコ探しに来ているようです。共食いかな?

主人公と心が通じ合った瞬間。
このあと一緒に採集しました(内容は普通だったので割愛)


伊武に戻りましょう。林間学校の思い出の話になりました。
こいつら中学生だから林間学校ってほんの少し前の思い出になるんですよね、想像できね~。
幸村の飯盒爆発みたいなおもしろエピソードキボンヌ。

なかなかの悪童。


夜です。突然陰気な画面が飛び込んできて椅子から転げ落ちました。

ネチしゃー(ネチネチしてしゃーない)なので仲裁に入る主人公。

ただの毛づくろいだそうです。

陰陰陰陰陰陰陰陰陰陰陰陰陰陰陰陰

うわ!!!!矛先がこっちに向いたぞ!!!!!最悪だ!!!!
耐えきれなくなった主人公はその場から逃げ去ります。



ハ!?!?!?!?!?!?!なんだこいつら中学生かよ!!!!!!!!!!!!!!!!

多分一番ときめいた瞬間ここです。ときめいたというか…感情が動いたというか……かわいいなあもう!!!!中学生に執心する妖怪アラサー婆
日吉、お前もいつか攻略してあげるからね。見てろよ若(見てろよ青学)

3日目

今日は伊武と少し遠くまで探索に向かいます。
行き先は花畑。ここで缶詰の入った段ボールを発見しました。

段ボールの下に虫がいたことに驚く主人公。

おっっ📷📷📷📷SCANDAL📷📷📷📷

いっすね~~~この虚を突かれたような表情!!

…………。
以上です。トンチキはありませんでした

何か佐伯編が異常な面白さだったのか、ここまで普通の乙女ゲームみたいなんだよな。いや乙女ゲームのイケメンキャラはあんなにぼやかないから普通の乙女ゲームではないのかもしれないけど。何だよ。お前はもっとやれる男だろ。何一丁前にスカしてんだよ、むかつくよなあ……(内なる伊武深司)

4日目

朝のミーティングで昨日の缶詰の件が話題に上がりました。
大石君、ずっと行方不明になっている顧問の先生方のことを気にしている様子。やさしいね!
しかしリーダー手塚がなんとか宥めよう…というか話題を逸らそうと必死になっている様が面白いです。何でかな~何だろね~~???

そんな手塚の気持ちはいざしらず、もう一度花畑に向かう伊武と主人公。
主人公の父親の持ち物がなにか無いか手がかりを探します。

まあ何もないんですけどね…。
落胆する主人公を糾弾せず、「泣けよ」と胸を貸す伊武。

いい奴・・・・・・・・・

このエピソード好きなんですよね。伊武って妹いるんですよ二人も。だから実は女の子の扱いけっこう心得てるし気遣いができる。
「妹みたいだ」って台詞もベタだけど、相手に変に気を遣わせないレベルで絶妙です。まあ伊武みたいな年中ぼやいてる兄は私は嫌だけどな

いい奴、否、気を許した相手にはいい奴。それが伊武深司。

笑えや

いかんいかん。あまりに尊すぎて薔薇まで咲いてしまった。似合わねっ。

これでは伊武の好感度がまたマックスになってしまいます。日吉にちょっかいをかけにいかねば。

日吉があまりにもいつもぼっちでいるので主人公も心配しています。

からの夕方。

こ、これはルート入った!!!ルート入りました~~!!!!
今日の伊武はめちゃくちゃ素直にデレてきますね。橘さん!見てますか!?!?

ありがとう…(成仏)


成仏していたらミーティングが始まっていました。
赤也がなにやら怪しい洋館を発見したとのことです。

人がいた気配があったため探索に行きたいと進言しますが、手塚から却下されてしまいます。
伊武ルートがまともに乙女ゲーしているので忘れかけていましたがこれはテニプリのゲームなのでこのような怪しい展開が起こります。ドキドキサバイバルのドキドキとはそういうことです。

夜に神尾の噂コマンドを回収しに行ったら冷やかされました。お前と深司のこともう皆知ってるぜだって!!!キャッ!!!!

なんと伊武の好みのタイプは外国人とのこと。望みが高い……来世にかけるしかないのか!?

そして橘さんにも伊武との仲を認められていました。ヒューッ!!

なんでも伊武の好みは歯並びのきれいな子とのこと。
…あれ?神尾のときと言ってること違くね?

実はこれ、どちらも伊武の好みのタイプとして公式プロフィールに設定されているんです。それを神尾と橘さんに別々に持たせることでなんとも言えない含みを持たせる神シナリオとなっております。
「伊武は橘さんに対しては素直」という伏線がここでうまいこと回収されるわけですね。ごめんな…やっぱおもれーわ、ドキサバ!


一方伊武は赤也たちと先程の洋館の話をしていました。
相変わらず言う事を聞いてもらえない哀れな手塚国光。洋館探索メンバーのなかにちゃっかり日吉がいるのも彼の食いつきのよさを感じます。
明日探索の時間を利用して主人公もついていくことになりました。

5日目

相変わらず先生達が心配な大石と相変わらず先生を探しに行かせたくない手塚。
あの赤也でさえ手塚の違和感に戸惑うレベルの不自然っぷりです。手塚って部長だけど正直人の上に立つのには向いてないよなと思います。

洋館に行く前に少し時間があるので伊武とデートすることになりました。

さあこれがお話する最後のチャンスだ!聞きたくても聞けなかったあんなことやこんなこと…洗いざらい話してもらっちゃうゾ!

ど直球。

橘さんがいない所ではこんな素直な本音も言ってくれるようになりました。
勝ったな。深司君は私がもらっていきます。

>そういうトコって可愛いよな……

>可愛いよな……

>可愛いよな…

オイコラ深司~~~~~~~~~~~~!!!


ボヤいて ツブヤいて ちょっと毒を吐いて
誤解とかされてもまぁ 変える気はさらさらないのさ

伊武深司(森山栄治)『ヒトリゴト・・・』

思ったことはすぐ口に出してしまうからまあ、しょうがないのですが、
言っちゃったなあ!!!
伊武は告白まで毅然とした態度を取ってくれるものかと思っていましたが素直ゆえにぽろりと漏らしてしまいましたね。
付き合う前にいきなりデコチューしてきた佐伯虎次郎とはまた違った初々しいドキドキをありがとうございます。あっちは百戦錬磨といった感じでしたが、個人的な好みではやっぱりこういう子のがいいなあ……いや伊武と付き合いたいという意味ではないです。それはゴメンです。(心が2つある)

デート先は滝でした。なんか虹を見せたかったそうです。ピュアだね。

虹が七色な理由、教えてくれるとのことでしたが 何の話?
なお観月はじめルートではこの手の雑学が死ぬほど披露されるのでCV石田彰の魔力をもってしても眠くて眠くて仕方ありませんでした。


さていよいよ洋館探索です!
ちなみにメンバーは伊武、リョーマ、赤也、海堂、日吉、柳生。たぶん日吉と柳生は心底ウッキウキで来てます。

いかにも出ますとばかりの怪しげな洋館の内部。
中を進むに連れ、数々の異変が中学生たちを襲います。

次々と消えていく仲間たち!

果たして主人公と伊武の運命は!?
というか伊武のスチル、抱きつかれるシーンしか用意されていないんですけど、まさか手抜きじゃないよなあ…もっと他にもあっただろ、まったく嫌になるよなあ…(内なる伊武深司)



とまあなんやかんやあり榊監督が登場。
この無人島が榊グループのレジャー施設であること、洋館はアトラクションであること、また今回の遭難がすべて仕組まれたものであることが明らかにされます。
海編同様トンチキ茶番すぎて説明がだるいので詳細はゲームをやるか実況動画をチェキラ!

跡部から遭難の目的を聞かされグルになっていた手塚からも説明を受けます。テニス部員たちはそのまま島に残り、主人公たちは明日本来の目的地であった南の島へと向かうことになりました。
嘘が下手くそすぎる手塚の内心ドキドキサバイバル、終了。

6日目

主人公たちのお迎えの船が来ました。お父さんはもちろん無事です。
なおこれまでの伊武との逢瀬はすべて監視カメラでモニタリングされております。お父さんに紹介する手間が省けてよかったね!

当初の予定通り日吉で好感度を調整しましたので、ここからは好感度MAXではない告白ルートとなります。

いつもの口ぶりの伊武ですが、目をそらしてるところがなんとも愛いです。

ヤッター!
ちなみに好感度MAXだと伊武のほうから告白をされ、「ここで断るなんて空気読めないにも程があるよな」と牽制までしてくるという伊武らしい展開となるのですが、普通に王道な返事でしたね(わがまま)

ということで伊武深司のスポットを狙い撃ちして見事攻略することに成功しましたとさ。めでたしめでたし。


2度目の伊武深司ルートが終了しました。
佐伯のようなやべー展開はなく、まあまあ普通に甘酸っぱい恋愛ができたのではないでしょうか知らんけど。
面白く盛り上げられなかったのは私の力量不足といいますか、本当は10倍くらいはぼやいてくれているのですが兎に角台詞が長いので記事に入り切らなず…。森山さんのいい声ぼやきをたくさん堪能したい方は是非購入して自分の目と耳で確かめてみてください。

新年初ドキドキを伊武深司に捧げることができて、テニプリっていいな。

それじゃ日吉攻略に行くか…。