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私がやりたいのは、無責任にアイデアを出し続けること

私の仕事は営業事務だ。見積書をつくったり、発注書をさばいたりしている。だからお客様の反応がないときは、だいぶ暇で、最近は顧客情報の表記ゆれをひたすらチェックしたりしていた。

営業から異動して、だいぶ楽にはなったけれど、相変わらず向いてないなと思う。思考を伴わない作業がとても苦手。そして結果の分かっていることに対して、いかに正確にこなすかというのも苦手。「確認」とかめちゃくちゃ苦手。この世で一番苦手な行為かもしれない。

そんな中、今日はイレギュラーな仕事があった。上司が「売り上げが下がっている飲食店で、10,000円分の食事券を8,000円で販売する試みを考えている。販売方法や販売期間で何かアイデアが欲しい」という相談を受けていて、暇なら一緒に考えてちょ。というものだった。
自分なりに2つのパターンを想定し、アイデアを文章にまとめた。大した内容ではなかったが、上司には受け取ってもらえ、相談者に直接メールで送ることになった。すごくやりがいを感じた。

私が本当にやりたいのは、無責任にアイデアを出し続けることなんだなと思う。(仕事になるかどうかは置いといて。)
多分、今日のアイデアも、自分が相談者と同じ部署だったり、ましてや部下だったりしたら、こんなにのびのびと書けていないだろう。


最近のお気に入りの動画で、ラジオの放送作家の仕事についての動画がある。この動画の中で触れている「会議ネタ」の話を思い出した。
「会議ネタ」とは会議でしか盛り上がらない企画のことだ。この会議ネタは番組内で実現することはないものの、会議を盛り上げるために重要な役割を果たすという。

私はこういう「会議ネタ」を無責任に出し続ける仕事がしたい。ただ、実際にそれを仕事にするには、たくさんのつまらない作業をまずこなすことはきっと避けられないのだろう。だから仕事じゃなくても全然いい。私の生活の中で「会議ネタ」を発散させる場所が欲しい。

半熟企画室もそういう場所として使っていこう~!!!


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