元祖平壌冷麺屋note(74)
娘が2歳の時から毎年恒例で、誕生日の前日に、その年齢でのラストインタビューを撮影している。
「2歳の時は何が楽しかった?」
「3歳になったら、何がしてみたい?」
2歳の娘が、たどたどしく話す。うーん、えっと、これが欲しい。(食べているパンを指差して)
「4歳になったら何がしてみたい?」
ケーキ屋さんと自転車屋さん。空気を入れるの。ケーキ屋さんは、みんなのことを、美味しく作るんです。
「5歳になったら?」
プリキュアごっこをして戦って、で、プリキュアの服もらって、ケーキを食べて、あとはラーメンが食べたい。
「6歳になったら?」
うーんと、したいことがあります。元気で遊びたい。
「7歳になったら?」
勉強をいっぱいする。
娘と一緒に見返していたら、4歳のくだりで大笑いしていた。みんなをケーキにしちゃうの? と4年前の自分にツッコミを入れながら。
昨夜、娘が熟睡している間、妻と娘の部屋をバースデー仕様に飾り付けた。
今朝6時。娘が起きてきた。部屋の前には、バースデーカードを持ったウサギが。部屋に入るとベビーカーに置かれた誕生日プレゼント。
誕プレは本とゲームと文机(五七五)。
照れながらプレゼントを手にした娘の前に、妻が持ってきたバースデーケーキが登場。チロルとピノが描かれたチョコケーキ。ハッピーバースデー。
生まれてきてくれて、ありがとう。