元祖平壌冷麺屋note(105)
アボジの古希祝いに、冷麺屋ファミリーが集まった。
場所は、おなじみの第一樓。飾り付けは、パンガウンナレに依頼した。
はじめにセレモニーとして、アボジにお酒をお酌し、子供たち家族でクンジョル(ひざまずいてお辞儀)をする。3回。
1回目は、生んでくれてありがとう。2回目は、育ててくれてありがとう。
3回目は、これからも大事にします、末長く健康でいてください。の意味で。
記念撮影の後は、食事と歓談を楽しみながら、東京の友人からのビデオメッセージを紹介したり、孫たちから歌のプレゼントと子供たちからのプレゼント(写真のスライドショーを上映しながら、クラリネットの生演奏)、参席者たちからお祝いのメッセージが送られた。
プレゼントは、ブルックスブラザーズのウォーキングコートと、妻が作成した、孫たちの手形付きの色紙。
クラリネットは、一度、リードマンの貸スタジオで練習した「オーラリー」と「ホールニューワールド」をジャズアレンジで演奏した。
エンターテイナーであるアボジは、自らステージに登壇し「私が主役です」の襷と、「おめでとうございます!」という声が出る扇子をマジシャンのように繰り出し、お礼にピアノの演奏をした。
ボクの結婚式でも披露した「エリーゼのために」と、娘の名前にちなんだ「カノン」。運指を間違えるたびに、立ち上がって「これは編曲です」とかアドリブを飛ばしていた。
いつも面白いハルベ、いつも優しいハルベ、いつも笑顔が素敵なアボジ、いつも賑やかで明るいアボジ、みんなに愛されているアボジ、博学で優しいアボジ、みんなを元気にするアボジ、太陽みたいに陽気なアボジ。
これからも大切な人たちと、楽しき長生きしてね。70回目の誕生日、心からおめでとう。
夜は、娘を連れて、元同僚J氏の還暦祝いへ。教員時代、何度も通ったトトリで。J氏が副会長をされていた時の、元同僚たちがサプライズで集まった。
懐かしい先生たちと、笑い、語り合った夜。まるでタイムスリップしたみたいだった。
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