元祖平壌冷麺屋note(131)
早起きして、朝風呂。朝食の御膳もロサニさんが担当、アボジがお年玉を手渡す。チェックアウト時の記念撮影も、ロサニさんと共に撮影。いつか、また会えますように。
新春旅行の最終日は、アボジの提案で下関へ立ち寄ることに。巌流島のすぐ近くでもある海岸にある水族館、海響館へ。100種類ほどのフグを眺めていたら、ちょっと食べたくなった。人間って、怖い。
ペンギンショー、ペンギンたちが大集合して、泳いだり餌を食べたり。わらわらと集まる人間たちが、よちよちとフロアを移動する様は、ペンギンよりもペンギンらしかった。
ここでまさかの冷麺屋一族と遭遇。従兄弟の家族たちと合流し、子供の数は七人に。二手に別れ、小さな遊園地と唐戸市場近くのフードエリアへ。
自分は、つかの間の一人時間で、お土産を物色してから、子供たちが大喜びで走り回る遊園地へ足を運んでから、フードエリアで、元祖瓦そばを頂く。
店員さんに瓦そばの由来を訊ねたら、戦時中、蕎麦や肉を焼くための器が瓦しかなかったので、瓦に載せた麺や具を加熱したのが始まりだとか。
親戚たちと別れ、妹夫婦に小倉駅まで送ってもらい、新幹線で帰神。アボジが駅弁とタクシー代を払ってくれた。お世話になりっ放しだった。ありがとう。
帰宅後、家族三人で、駅弁とお土産の明太子を美味しく食べて、爆睡した。
夢の中で旅は続いたのだった。「深夜特急」のように。