元祖平壌冷麺屋note(140)

娘を見送ってそのまま朝ラン。BGMは、クインシー・ジョーンズの「ソウル・ボサノバ」。とぼけたような軽快な音楽は、オースティンパワーズのテーマでお馴染み。

喫茶ドニエで、モーニング読書。著者に寄贈していただいた本を、大事に読む。

王子公園の登山研修所で、２回目のボルダリング。壁に敷き詰められたカラフルな石は、「コンビニ人間」の表紙のようだ。

右手の親指の先が少し割れていたので、通うかどうか迷っていたけど、行かぬ後悔より行っての後悔を選択した。

前回の常連さん二人が来られたので、そのことを話すと「指の怪我は基本やで、接着剤でくっつけるねん」と、恐ろしいことをさらっと語っていて、覚悟が違うと思った。

前回、苦戦してできなかったコースを二つクリアできて嬉しかった。

自分と同じで２回目の参加というYさんが、規格外で、スイスイと壁をつたい、ぶら下がり登っていた。もと器械体操の選手だったそうだ。そりゃそうだ。

御用ランチ。本日の雑学で、「缶切りは缶詰が出てから４８年後に発明された」ことを教わる。

お礼に伝えようとした雑学は、３０分ほど思い出せなくて難産だった。ようやく出てきたのは「耳を動かせる人がたまにいるけど、耳を動かせない人が進化している」という、際どいやつだった。

「動かせますか？」と問われたので、頭の後ろに両腕を組むようにして、中指で耳の裏を押しながら「動かせますよー」とピクピク動かすふりをした。

娘を迎えに行き、学研へ通っている間、まや市民図書室で奥田英朗の新作を借りて、ベレノアールで一服。

夕食は、娘のリクエストで御用へ。「お帰りなさい」と迎えられて、焼きそば定食の大盛りを食べた。