元祖平壌冷麺屋note(96)
算数好きの小1男子に、毎朝、歩きながら暗算の問題を出されるのだけど、数学音痴だった自分には、なかなか難しく、例えば、
1足す2足す3足す4足す・・・18足す19足す20は?
と聞かれたら、ああ階乗かあ(多分違う)と脳裏をかすめながらも、愚直に1から順に足していき、14くらいまで数えたところで、ほかの子がねえねえ、いま何時?と聞いてきて、ああ7時55分だよ、あと5分で校門が開くねえ、と答えた時点で落語の「時蕎麦」のようにすでに、累積された足し算問題の答えが時計の時間と重なり混乱してきたところで、出題者から解答を促されたので答えたら、
「ええ!?大学を出たのに、こんな答えも分からないの?」と
驚かれたので、しまった、大学を目指しているボーイを幻滅させてはいけない、真面目に計算せねば、と反省するのだけど、今朝もやはり暗算問題を間違えた。
娘は二けたの引き算に苦戦していて、昨夜は妻と一緒に学研の先生にスピーカー電話越しに助言を受けたのだった。本人はあまり気にしていないようなので、楽しみながらゲーム感覚で、学んでいけたらいいな。と思う。
倉敷の海岸で拾ってきた貝殻を並べて、引き算の練習をしたり、朝のトイレに引き算カードを置いてみたり、
you tubeで見つけた「小島よしおのおっぱっぴー小学校」なんかを、然るべきタイミングで、さりげなく見せてみようか。
さて、明朝は、算数ボーイの問題が提出される前に、先手を打って鯨の種類問題を出してみよう。娘の音読した国語の「くじらぐも」の読みが完璧だったし、自分も、ちょうどいま夢枕獏とメルヴィルの「白鯨」を併読しているから。
背美(セミ)鯨、抹香(マッコウ)鯨、長須(ナガス)鯨、・・・どれも漢字がカッコよすぎる。
そういえば、ジョン・レノンも鯨(whales)を見ていたなあ、いや、あれは鯨ではなく車輪(wheels)だったか。
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