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元祖平壌冷麺屋note(52)
摩耶ケーブル前にオープンする、おむすび屋さん「まやむすび」のプレオープン日と、グランドオープンの日付が決まった。
そのことを、カフェベレノアールの店員さんに伝えつつ、コーヒートニックを飲みながら読書しようと決め込んだら、本を家に置き忘れていたことに気づいた。緊急事態発生。中央商店街の花束ネットの古本棚(1冊50円)に駆け込むが目当ての本が見つからず、斉藤和義を聴きながら、家へ戻る。
その途中で、ママ友さんと遭遇したので「まやむすび」のことを宣伝したら、すでにご存知だった。
村上本を3冊カバンに詰め込み、出勤。カバンの中には、着替え用Tシャツ「1973年のピンボール」が入っている。これじゃあ、まるで、村上主義者みたいだな。やれやれ。
夕方、二日前に娘と大笑いさせてもらった落語家の笑福亭智丸さんが、ご来店。新開地での寄席を終えて、立ち寄ってくださったとのこと。先日の落語の(娘の)感想をお伝えできて良かった。キムチをサービス。
帰宅途中、授業参観を終えた娘のリクエストの唐揚げをテイクアウトしに、いつもの唐揚げ屋さんへ。マスターが、付近の学校と提携を結んで、昼食に唐揚げを提供したいが四苦八苦しているらしく、相談を受けた。教員の現役時代だったら、学校との橋渡しが出来たかも知れないけどなあ。
一般的なアドバイスをしながら、まやむすびで「唐揚げおむすび」がメニューとして出されるのであれば、仕入先として、うってつけかも知れないと、ふと思った。マスターには、微力ながらアンテナをはっておきますね、と伝えた。
帰り際、娘の話を始めようとしたら、マスターが「出たー」という顔をしたので、
「あっ、これからは親バカタイムですので先にお断りしますね」と言ったら、もしかして顔に書いていましたか? とマスターが慌て始めた。
「いえ、マスターの帽子に、親バカタイム始まったわーと、心の声がテロップで流れていますよ」と笑いながら、伝えた。娘は、参観授業で一所懸命に挙手していたけど、当てられることはなかった。それでも、手を挙げ続けた娘に、よく頑張ったご褒美の唐揚げをテイクアウト。
からの、テイクオフ。
マスターの「さようなら、お気をつけて」の挨拶が、いつもより丁寧な気がした。