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元祖平壌冷麺屋note(36)

今朝、娘と、2回目のストリートピアノにチャレンジした帰り、空から滝が降ってきて、娘は雨よけカバーで回避し、自分は、鯉のように滝をのぼって自転車を漕ぎ続けた。

So we beat on, boats against the current, borne back ceaselessly into the past.

娘が、「今日は焼肉と温麺のお客さんが多いかもね」と予言した通り、大雨の中、入ってきたお客さんが温麺を注文し、他のテーブルでは焼肉が続いた。

昨日は、火曜日で本来は定休日なのだけど、盆の期間なので休まずに、昼だけの営業。15時ラストオーダー。

帰りに、元町の古本屋「本の栞」で中島らもと村上春樹の小説を買った。これで夏の後半戦を乗り切れる。

そのあと、高架下のガタンゴトンに顔を出し、あいさつした。今月末で立ち退きになることを、店主さんから直接、聞いた。このお店で知り合った、詩人のNさんからも聞いていたのだけど。

帰宅して、ボクの火傷跡を見た娘が「ああ、やっぱり私は冷麺屋さんはやめておこう」と呟いたので、少々面食らい(麺喰らい?)ながらも、自分が娘の年齢の時に、将来の夢として「レーメンやさんになりたいです」と卒園文集に書いたことを思い出した。

それを、須磨寺の実家で娘と見たとき、娘は「仮面ライダーじゃなかったんだね」とコメントしたのだった。

ちなみに、娘の将来の夢は「鬼滅の刃になりたい」だったが、文集には先生のミスで「きめつのやえば」と記されていた。

そして、35年前の先生は、「レーメン」を「ラーメン」に訂正していたのだった。

Gatsby believed in the green light, the orgastic future that year by year recedes before us.



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