元祖平壌冷麺屋note(179)
大雨警報の昨日は、ウォータースライダーのような道を坂バスに乗り、駅まで。アナウンスはしきりに、昼頃から運休の可能性あり、と放送していた。
冷麺屋は閑古鳥が泣くだろうと、本を3冊持って出勤したのだけど、思いの外、忙しかったし、雨は次第に落ち着いてきたのだった。読書する暇なし。
翌朝である今日は、運動会日和だった。娘の競技を見届けてから、出勤。リレーでの走るフォームは、動画を観た妹のコメントによると「なかなか速くなりそうな走りかたやな」とのことだった。妹は、元バスケのコーチでもある。
フラフープを回す演目では、休校日、自宅で一所懸命に練習していた、腕で高速回転させる技を披露するタイミングで、ミスした子が輪を追いかけていて、その子が定位置に戻るのを妨害しないように、腕で回すのを待っているようだった。
練習の成果を発揮するよりも、その気遣いを見られたことが、誇らしかった。
グッド・デイ・サンシャイン。
晴れの日の冷麺屋は、例に漏れず忙しかった。疲労困憊で帰宅すると、娘が起きて帰りを待っていた。
そして、フラフープで、腕で回す技を披露してくれたのだった。太陽のような笑顔で。