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実は真逆!「面倒見の良い大学」に隠された事

日本には約800の大学がありますが、どんな大学があって、自分にあっているか判断つかないですよね。

やりたい事が漠然としていて、なんとなく学部は決まってきたとしても、大学を比較する際にどっちが良いのか、建物や雰囲気で決めるのも良くないのは承知済み。いっそのこと、ランキングの上位に入っている大学だと信頼できそうだから、そこから選んでしまえば良い、とも思えてしまいますよね。ただ、「ランキング」は信頼してはいけません。それは、ランキングを作成した側に数字を操作されているからです。その順位はお金で買われることもあります。

そして、特にご注意いただきたいのが「面倒見の良い大学」という項目

私は過去に「面倒見の良い大学」としてランキングされ、自らのウリとして公言する大学に勤務していたことがあります。学長ですら教職員に対し「私たちは面倒見の良い大学ですから…」と発言しており、違和感を覚えました。

ランキングされても、自ら名乗っても、どちらにしても要注意です。基本的に大学生は「履修登録」として自ら時間割を設定し、登録し、授業・試験を受けます。この辺りの管理は自分で行うことになり、大学が面倒を見てしまうといつまで経っても自立できません。

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