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【インド生活】各地にたくさんある!地ビールレストラン

お酒が買えない禁酒州(ドライ ステイト)という地域があるインドですが、一方でクラフトビールのブランドは把握できないほどたくさんあります。

小さなビール醸造所(マイクロブリューワリー)もありますが、お店に醸造所を併設しているブリューパブも結構あるようで、調べてみました。

インドにブリュワリーは170以上ある⁈

いくつ醸造所があるのか調べてもドンピシャで出てくるサイトはないのですが、RateBeerという以下のサイトに登録されているインドのビール醸造所・ブリューパブの数は、なんと177!

177の中にはガセ情報もあるかもしれませんが、醸造所の多くが、首都デリーや、その隣の外資系企業が多いグルガオンがあるハリヤナ州、ムンバイが州都のマハラシュートラ州、そしてバンガロールを州都とするカルナータカ州にあるみたい。

クラフトビールって決して安くはない贅沢品なので、富裕層がく、かつ、お酒に寛容な州に多い感じなんでしょうか。

インド人に人気のブリューパブに行ってみた

先日、バンガロールでインド人に人気のブリューパブに行ってみました 。
グーグルマップのレビュー数は7000越え(日本語レビューなし)。

入り口に、見てくれと言わんばかりに置かれている醸造タンク。期待が高まります。

今日提供できるビールがボードに書かれています。

ちなみに、IBUって何?と思って調べてみました。

「IBU(アイビーユー)」とは「International Bitterness Units」(日本語訳で、国際苦味単位)の頭文字をとった略称で、ビールの苦みを数値化したものです。

すごく簡単にいうと、IBUの高いビールは苦みが強く、低いビールは苦みが控えめ。

ビールの表記の「IBU」ってなに?計測方法も解説します(よなよなエール公式サイト)

ここのIBUの数値は13~16程度で、これは日本に流通しているビールと同じくらいらしい。苦味が強いわけではなさそうです。

地ビールレストランには、たいてい味見ができるサンプラーセットがあるので、まずはそれを注文。確か150ルピー(約300円)くらいでした。

IBUの数値通り、全体的に苦味弱め、そして酸味は強めでした。
一番軽い飲み口のビールを注文。500mlで350ルピー(約700円)くらい。安くはないですね。

バターチキンと炒飯というめずらしいセットでお腹いっぱい。

吹き抜けが中心にあり、4フロアくらいが全部同じレストランという広くて開放感ある作り。

19時くらいからはギターとパーカッションだけのライブミュージックも始まったりして、くつろげる雰囲気でした。

クラフトビール激戦区・バンガロールで人気のブリューワリー

私が住んでいるバンガロールは、インドでも有数のブリュワリー激戦区といわれています。

行ったことがある店はまだあまりないのですが、日本人に勧められたお店や、グーグルマップに日本語レビューがあるお店をまとめてみました。

Toit Brewpub- レビュー5万越えの行列ができるパブ

30分待ちと言われて諦め、まだ行ったことがない人気店。
別の店でもこのブランドの生ビールは飲めるのですが、やはり醸造している場所で飲んでみたい。黒ビールが美味。

The Biere Club-立地よし!赤い建物が目印の人気店

UBシティすぐ近くで立地最高。バランスの良い味(だったと思う)。うるさすぎないのもポイント。

Arbor Brewing Company-スポーツバー的雰囲気

繁華街にあり、アクセス良し。4月辺りのクリケットシーズンはかなり盛り上がっている。ビールの味のバラエティが豊富。

Windmills-レビュー1万越えの人気店

私の生活圏から遠く、評判は聞くけど行けていない人気店。行ってみたい…。

Murphy's Brewhouse

こちらも、まだ行けていないお店。雰囲気がよさそう。

旅行の際に各地のブリュワリーに行くのも楽しみ

インドは意外にもマイクロブリュワリーがたくさんある、というのはうれしい発見でした。

大きめの都市ならたいてい醸造所やブリューパブがあるようなので、郷土料理みたいな感じで一杯いただくのが旅の楽しみのひとつになりそうです。

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