いいプラットフォームを作る。"あなた"のために作る。自分のために作る。最近の日常について
僕らのプラットフォーム jinbaflow:ぜひ試してください。
朝:
本当にやりたい開発について悩む
朝起きると、サンフランシスコは大体17時くらいです。この時間になると弊社の松森(サンフランシスコ在住)はカフェかお世話になっているオフィスにいます。
なんだか、一人にさせてしまって申し訳ない。この前までは、狭い部屋に二人で閉じこもってずっと開発やらプレゼン準備やらをしていたのに….
ミーティングを始めると、「どうしても今作りたい機能」について話しあいます。一番の優先は今使ってくださっているユーザーの皆さんが、どうしたらもっと使いやすくなるか。やりたいことは、本当に尽きないほどにあり、あーしたら、こーしたらと広がり、話は最近見つけた新しいSaaSやイケているプロダクトのこういう部分を取り入れたいという話に
どうしてもぶつかる技術的障害、僕らのチームはすごく少人数ですが、熱意と経験のあるメンバーのため、今までにない体験を生み出すために必要な機能を作ることに果敢に挑戦しています。
たとえば、コード生成の精度の制御。我々の根幹のコンセプトである、自由にソフトウェア的なことを自らの手で生み出すのにはどうしても必要なコアとなる部分です。この制御や統制には、最新の注意を払って設計を行っています。どんな指示をユーザー出すのか、それに対してAIがなにを材料に判断しうるのか。
まだ、世の中に全然ないプロダクトだからこそ、え、こんなに機能するのかと開発者自身が驚くことも多いし、あ、ここでこんな挙動してしまうのかと悩むこともあります。
また、正に我々にとって最も大きなテーマである一つのAPI連携をどうプログラマー以外でも、いやプログラマーにとっても決しても面白い、ないし簡単な作業(Documentを読まなくてはならないという意味)ではない部分について、どうAIがサポートしうるのかということについても、検討、研究を行っています。また、どこかでこの部分は詳しく書きます。また、うまくいけばプロダクトの環境にも新システムをのっけて行きます。
昼:
ユーザーと向き合う
「デジタルを、AIを、企業の、人々の、日常に」というのが我々の一応のスローガン?です。そして、それを実現するために、後押しし続ける「力」を作ることが会社の目標です。
そう、ユーザーに使っていただかないと意味がないのです。いくつかの会社さんやユーザーが使いはじめているため、その皆さんが作りたいものを正確にヒアリングを行い、何が実装上難しくなるのか、僕自身も作り体験し、修正が必要な部分は本気で変えていきます。
びっくりするくらいは料金は安いため、もちろん一人一人のお客さんのために僕がすべてを作っていては採算は全く取れません。それでも、お客さんが本当に作りやすいと思ってもらうためには、やれるだけやるべきだと考えています。
その場で修正できるバグや、追加出来るモジュールは早速手を付ける。
コードを適当に作り切ったら、メインエンジニアに確認修正してもらい、さーでぷらろいです。小さいからこそ、こういうリーンな対応楽しいですよね。そういえば、最近読んでいたソフトウェアファーストという本にもそんな事が書いてありました。小さな開発タスクを自由に行うことが、ソフトウェアの成長につながると!
お客さんは日本だけでなくサンフランシスコにもいます。どちらのユーザーも、やっぱりデジタルのこういうところ手が届かないんだよねーという話があります。
「自社専用にこれだけ開発するにはコストがかかりすぎる。でも、絶対これ自動化できる」
えー、この痛みです。僕らが解きたいのは。
こういうことって結構あるはずです。今までは、あれ当たり前のようにやっていた作業も実は冷静になってみればある一定のロジックに基づいて行っていること。
CRM Slackでメール内容をメール担当の方に送っている。
顧客に提案したカレンダーのブロックを人の手で送らなければならない。
請求書に書いてある銀行名と銀行コードを紐づける
とあるSaaSから出てきている情報をSpreadSheetに移さないといけない。
夜
現実と向き合う。
弊社松森と、一緒の部屋でいるときは疲れ果てて寝るまで、議論する羽目になるが、彼がいなくても夜になると、「プラットフォーム」を作る恐ろしさについて考えることになる。
やらなければならない機能の多さ、目に見えないユーザーの獲得のための広告、見失ってはいけないプロダクトの哲学とそれを実現するために必要な設計思想について。
本当は、進めなければいけない個別の案件があってもそんなことを考え始めるとどうしても手が止まってしまいます。これがプロダクトを持つという怖さなのか。僕らが売っているのは、汎用性が高く、一般の人が低価格で使えるプロダクト、裏を返してしまえば、一人のお客様に売ったところで大したお金にはならない。他意はないが、どこかのYoutuberが、「お金を稼ぐためには、何を売るかが大事。同じ一つを売るという努力でもマージンが違う」みたな趣旨のことを言っていて。その時は、本当になんとも思っていなかったが、自分たちでやりたいことを練って考えたはずだが、やっぱりこの現実は一つ正しいなとおも思ってしまいます。もしかしたらやり方を変えなければならないと思いながらも、でも結局は、一般化した誰かではなく、目の前のユーザー(あなた)が満足できなければ何の意味もない。そう思います。僕らの思いがいいプラットフォームを築き上げ、成長していくために頑張ります….
最後に、インターン募集の告知
人の手が足りない…..特に、プロダクトの紹介に時間が使えていない….
もし、インターンないしちょっとした手伝いをしたいよという学生さんいたらぜひご連絡いただけたら幸いです…. contact@carnot.ai にご連絡ください。一緒に使い方の紹介をしてくれるかたがうれしいです。(もちろん、コードが書ければ、一緒に一部作ってもらうのも歓迎です)
弊社メンバーは、アメリカのGAFAでエンジニアをやっていたメンバーやら、深層学習で博士号を取っているメンバーやら、戦略コンサルでマネージャーをやっていたメンバーやら、ガチの開発と挑戦をしているので、きっと楽しいはずです….!!!