ミニベロのライド体勢の調整に。エクステンダーステム
サドル、ハンドルグリップを交換して乗り心地が改善されたDAHON Visc EVO。乗り心地のさらなる改善のため、次に手を付けたのはステムです。折り畳み自転車の宿命で仕方ない点なのですが、コンパクトに収めるためハンドルとサドルの距離が近くなっています。そのため、背を真っ直ぐ上に伸ばした状態でライドすることになり、身体の窮屈さを感じます。
そこで、ハンドルを前に伸ばすため、ステムを購入することにしました。ただ、Visc EVOはハンドルに折り畳み用のステムクランプが存在します。このクランプに干渉しないステムを選ぶ必要があります。干渉しないようにするためには、ステムの長さがある程度必要になりそうです。そこで、長い距離のステムを探したところ、良さげなものを発見しました。
それが、今回購入したBaoblazeエクステンダーステムです。
「Satori」や「Litepro」など他に有名なステムもありましたが、それらはいずれもステムのホール間の距離が短く、クランプと干渉しそうでした。
それでは、Baoblazeのステムのスペックです。
材質:アルミニウム合金
ホール間の距離:58 mm
サイズ:約97×72×32mm
ハンドル口径:25.4 mm
取付手順は次のとおりです。
ステムクランプを外して、ハンドルバーも外します。
ハンドルバーを取り外した箇所に、Baoblazeのエクステンダーステムを取り付け、ステムクランプで固定します。
ハンドルバーの左右どちらかのハンドルグリップ、ブレーキレバー、シフターを取り外します。
ハンドルバーをエクステンダーステムの穴に通します。。
先程外したハンドルグリップ、ブレーキレバー、シフターを仮止め程度に取り付けます。
ハンドルバーの真ん中の位置を調整して、エクステンダーステムを六角レンチで固定します。
仮止めしたハンドルグリップ、ブレーキレバー、シフターを固定します。
取り付けた状態はこちらになります。ハンドルバーが奥に移動したことで、ライド時の身体の姿勢がステム取り付け前に比べて前傾となり、身体の重心が中心に移動し、サドルにかかる圧力がやや軽く感じるようになりました。そのおかげでペダルも踏み込みやすくなり、心なしかスピードを出しやすくなりました。
肝心のステムクランプへの干渉有無の問題ですが、写真のようにハンドルバーとは接触していません。ステムクランプの高さを調整することで、ハンドルバーの位置を変えることも可能です。