心と体に作用する色:赤
前回 色ってなぁに?
色の正体について書かせていただきました。
そして
同じ光線である
紫外線と赤外線が
私たちの体と心にどんな影響を及ぼしているのかについても
書かせていただきました。
今日は
可視光線である色が
わたしたちの心と体にどのように作用するのか:色の作用について
お話させていただこうと思います。
まず 赤から。
赤は、わたしたちが赤と認識している光は
780nm(ナノメートル)付近の波長領域で
この波長を浴びると
アドレナリンというホルモンが分泌されやすくなります。
このアドレナリンは
循環器系に働きかけるので
血流が促進され
血圧、心拍数、血糖が上昇します。
モチベーションが高まり興奮しやすくなるため
勝負時に肌に近い場所で取り入れることで
活力がみなぎったり
積極的になるなど
体のパフォーマンスが高まります。
ゴルファーのタイガーウッズさんの赤いウェアや
巣鴨の赤いパンツや、靴下、腹巻も耳にしたことがある方も多いと思います。
試合では
赤いのユニフォームを着た選手(チーム)の方が
勝率が高いという研究結果もあります。
赤をみて活動的になるのは、
このホルモン分泌の影響なのです。
なおこれは他の色も同様で
光の波長領域が変わると
促進される分泌ホルモンは異なります。
次回は何色にしようかな。
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