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Photo by
take_kuroki
わたしのこと
私は、2年前まで、小学校の先生をしていました。
大学を卒業してから、教員採用試験に受かるまでに数年かかり、
その間は、講師として担任の先生などをしていました。
念願かなって本採用になってからは、
楽しいことも辛いこともたくさん経験しましたが、
学校で過ごす毎日に、充実感を感じていました。
2年前の冬、突然、学校に行くのが怖くなりました。
当時、私の教室は4階にあったのですが、
「4階まで上がれるかな」「教室に入れるかな」
「それより、学校までちゃんと運転して行けるのかな」
ふだんあたりまえにやっていることができるかどうか、不安でしょうがない。
日頃、着信を見ても折り返さないのに、
朝っぱらから実家の母親に電話して、不安な気持ちを聞いてもらいました。
これが、「私とうつ」の歴史の始まりです。
「うつ」の診断から3ヶ月後、診断名は、「双極性障害」に変わりました。
「私と双極性障害」の歴史は、1年と4ヶ月になりました。