スマホ版 ドラクエ1プレイ日記 ④

8 ドムドーラ
 あくまで楽に勝ちたいということで、レベル上げをしながらドムドーラに向かう。大陸南端でメタルスライムを狙うも、逃げられたり、攻撃が当たらなかったりとなかなか倒すことができない。たまたま会心の一撃が出て倒すことができたが、思っていたよりも経験値は多くもらえなかった。メタル狩りが経験値稼ぎにおいて効果を発揮するのは、ドラクエ2からなのかもしれない。ドムドーラに入る。中は暗澹たるさまだ。独の沼地が多く、人の気配はない。歩いているとモンスターが出現する。ドラゴンとは初対決だが、予想より手強く、焦る。ゆきのふ経営の武器屋に入ったところ、悪魔の鎧が襲いかかってきた。ベホイミがあるので楽勝と思っていたが、攻撃力が高く、手強い。とりあえずマホトーンで敵のラリホーを封じ、後は殴ってみるも、回復が遅れ、あっさり死んでしまった。王様は、相変わらず死んでしまうとはなにごとだ、と嘆いてみせる。いやいや、そんなこと言うなら、自分で戦ってみろ。但し、炎の剣なしでな。試しにもう一度話しかけてみると、戻ってきてくれてうれしいと言う。そりゃ、自分に成り代わって国民の平和のため、戦おうとするババ引きがいればうれしいわな。そう考えつつ、再度ドムドーラで悪魔の鎧に挑む。今度は回復が間に合い、無事倒すことができた。でも相変わらず全然楽勝じゃなかった。討伐のご褒美のロトの鎧を掘り出す。そもそも、こんなところに貴重な鎧を置いておくなよ。ゴールドと引き換えにゆきのふから鎧を買い取り、ラダトームの城に置いとけば良かっただけじゃないか。何なら、太陽の石みたいに秘密の地下室を作って、そこに安置しておけば、こんな苦労はしなくて済んだはずだ。国庫から金を出し、王命ということなら、ゆきのふも嫌とは言えなかったばすだ。子孫はメルキドで悠々自適の暮らしだし。
 鎧を手に入れると、毒の沼地やバリアは無力化されるし、何より歩くだけで体力が回復するのがありがたい。地上においてはこの鎧があれば、ほぼ無敵だ。この後、スターキメラを蹴散らしつつ、ロトのしるしを手に入れた。毒の沼地を歩いていると、!マークが出たので足元を調べると落ちていた。ロトって、この国にとっては窮地を救ってくれた恩人のはずだ。その恩人にまつわるアイテムは、きちんと管理しておくべきだろう。鎧は一介の武器屋が埋めて逃げるし、しるしは野ざらしとかどれだけ管理がずさんなんだろう。こうしたずさんさや、先の見通しの甘さが、竜王がのさばっている現状につながっているように思える。百歩譲って、ロトのしるしを与えた勇者候補者が落としたとか、奪われて隠されたとかならわからなくもないが。その後、今後は本当に楽勝になったガライの洞窟に潜り、銀の竪琴を入手し、それと引き換えに雨雲の杖を手に入れた。それだけ持ってリムルダール南のほこらに行くと、今度はクレームなしで虹のしずくをもらった。

9 最後のレベル上げ
 地上ではもう行くところがないので、リムルダールで宿屋に泊まり、カギを買い込んだのち、竜王の城に向かう。ローラ姫?ロトのしるしがあるから別にいいや。入城後、まずはロトの剣を入手する。これがここにあることについて、個人的に違和感はない。敵の手に渡ってまずいアイテムは手元に保管しとくのが一番いい。壊せるのがベストだとは思うが、聖なる力か何か知らないが、できなかったのかもしれないし。ストーンマンが踏んでも壊れない剣というのもなかなかすごい。あとはひたすらレベル上げを目指す。確か、レベルの最大が30だったと記憶しており、レベル20くらいからひとつレベル上げるのに必要な経験値が3000と仮定して、敵を倒すたびに経験値を暗算しながら進めていく。城の中では、ダースドラゴンの経験値がおいしい。逆にストーンマンは無駄に硬いので、倒すのが面倒に感じる。はじめは戦闘中の回復が必要だったが、レベルの上昇に伴う強化により、次第にそれも不要となり、ただひたすら戦い続ける。とうとうレベルが30になったので、いったんラダトームに戻る。

10 エンディング
 せっかくラダトームに戻ったので、荷物とゴールドの整理をする。旅は身軽に限る。ついでに王様に会う。一回くらい、娘を助けてくれと懇願してみろ。そうしたら考えてやらんでもない。王様が言うには、「おぬしはもう十分に強い。必ずや竜王を倒せるであろう」って、お前ヤツと戦ったことあるんか、と言いたくなる。戦わないことにはどちらが強いかわからない。
 その後、竜王の城に戻り、あっさり竜王を倒した。帰りにローラ姫のところに立ち寄り、ついでに連れて帰ることにする。宿屋にも立ち寄って、「ゆうべはおたのしみでしたね」と言われる。このあたりはお約束だ。ただ、これをすると、その後姫によるストーキングがはじまる。
 ラダトームに戻り、王様から国を譲ると言われるが、そんなのはごめんだ。こんな命令系統が機能していない国なんかいらない。命令系統の機能しない組織のトップなんかババ以外の何物でもない。
 ということで、長々と書いてきたプレイ日記はおしまいである。懐かしいにもほどがあると思いながら、仕事漬けの毎日に戻る私であった。

おしまい!

いいなと思ったら応援しよう!