スマホ版 ドラクエ1プレイ日記 ①

きっかけ
 以下は令和5年12月末のできごとだ。
年末にかけて、ドラクエシリーズを安価でプレイできるとのネット記事を見た。私は慌ただしい日々を送っている。決算を取締役会にかけた後、予算編成やって、社内規則改定やって、採用にもタッチして、何が何だかわからないまま放置されている。仕事という輩に囲まれてフルボッコにされているようなものだ。その環境に嫌気が差した挙句、転職活動もやっている。加えて資格取得にも取り組まなければならないし、眠れない睡眠時間を確保するだけで手一杯だ。なのに、ありがちな仕事のトラブルの後、やさぐれてダウンロードしてしまった。まぁいいさ、ドラクエ1だもの。仮にクリアまでやってもそんなに時間がかからないだろう。

1 城を出る
 グラフィックが細かくなったため、従前との差が大きい。スーパーファミコン版でもやった記憶があるのだが、それとの比較でも落差を感じる。個人的にスーパーファミコン版レベルで良かったな。音楽も豪華さを感じるが、昔のシンプルなやつのほうが良いと思ってしまう。この辺りは所詮、昔の記憶のまま生きている人間の言うことだから、それほど参考にはならないだろう。
 いつものように、王様から120ゴールドとたいまつ、外へ出るためのカギをもらい、旅に出る。ここですぐこんぼうを買うか、このまま敵と戦い、銅の剣を買うだけのゴールドを貯めるかの選択がある。迷わずこのまま敵と戦うことを選ぶ。このゲームは、落差が快感につながるように思う。今まで倒すのに手間取っていたモンスターを一蹴できるようになった瞬間が気持ち良いのだ。ゆえに、そのままスライムに挑んだところ、死にかけた。こちらの攻撃はほとんど当たらない反面、敵は確実にHPを削ってくる。慌てて逃げ出した。逃げるは大事と言うがそのとおりだ。

2 ラダトーム周辺
 スライムから逃げたあと、ラダトームの町に入る。懐かしい。このままでは詰むので、やむなくこんぼうを買おうと武器屋に行ったところ、道具にたけざおがあることに気づく。しかも装備していない。なんだ、王様、以前より気前よくなっているじゃないか、と思い、早速たけざおを装備した。HPが減っていたたため、宿屋に泊まることにしたが、ついでに道具屋の近くにいたお姉ちゃんに声をかけ、部屋に連れ込んだ。英雄色を好むというじゃないか。レベル1でさっき死にかけたけど。翌朝、宿屋を出る時に「きのうはおたのしみでしたね」というセリフがあるものと思っていたが、何も言われず。死にかけたのに、何もしなかったのか。自分の遺伝子に興味がないのだろうか。

次回に続く。

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