あなたは完璧主義ですか?海苔切り名人にならない秘訣
私ってなんでも時間がかかる。
完璧主義でもあるからだろうなぁ。
あなたにも、他人から見たら完璧主義に見られるようなことってありませんか。
私は学生時代、友だちから「完璧主義よね」と言われたことがあった。
それが自分にとっては完璧とは思っていなかったし、完璧主義って良いの?悪いの?、そんなことも考えたことがあった。
でも、私はただ夢中になっていただけなのだ。
私は今、我が子のお弁当作りに夢中だ。
でも、お弁当を作るのは時間がかかる。
デザインを考えたあと、どれくらい作るのに時間がかかるか考える。
ここは諦めるか。
よし!これ作りたい。
じゃあ、作り置きできるところはしておこう。
朝、2時半なら2人分間に合うかな。
作る時間を考え、寝るときは目覚ましかけて、頭の中ではずっとスタンバイしている。
お弁当を作るのに、一番時間がかかるのは海苔作業。海苔を小さく切って、目や鼻などのパーツを作る。
ハサミで切ることは好きだけど、これがなかなか大変。
「明日、すみっコぐらしがいい」
息子に言われた日には、ちょっとお弁当作るのが億劫になることさえある。
すみっコぐらしは、目が小さいからだ。
2mmほどの目を、左手に持ったピンセットで、小さく切った海苔を摘んで、右手に持っているハサミで切るのだ。
瞬きなんてできない。
角が立っていたら気に入らない。
何度もやり直さないために集中する。
でも、朝早くて眠かったり、朝食を後回しにしていたりするため、集中力が途切れやすい。
集中力が切れたら、手が震える。
細かいから、手が震えたら思うようには切れない。
朝は、自分の集中力との戦いなのだ。
海苔作業が多くなりそうなときは、前の日に切る。
(切ったものを、シワにならないようキッチンペーパーに挟んで、ラップで包んで冷蔵庫に入れると、湿気ない)
でも、目の大きさとかは、おにぎりを作ってからじゃないと、大きすぎたり、小さすぎたりとバランスが悪くなる。
結局やり直したり、整えたり。
だから、海苔作業は、ほどほどのデザインがいい。
他にも、集中力が切れないために、音楽を聴きながら作っている。
私はジブリのピアノ曲を繰り返し、繰り返し聴く。
音楽を聴くと、目が覚めるし、心落ち着き、なんだか気持ちよく、楽しく作れる。
(これは、幼少期から学生時代ずっと、音楽に触れていたからかもしれない)
しかも、音楽は集中力もアップさせてくれる!
Xで繋がってくださっている私の大好きなハマチさんも、同じアルバムを聴くことで集中力がアップすることをラジオでいっておられた。
(紹介の仕方が下手ですみません( ; ; )...)
時々、寝ている子どもたちや夫に聴こえていないか心配だったが、夫に聞いたら大丈夫そうだったので、これからも聴きながらする。
結婚当初、私は夫婦2人分のお弁当を、30分で作っていた。
私は仕事でJR(特急)に乗らなければならず、時間に追われていたからできたことだろう。
今は時間に追われなくなり早起きするけど、仕事をしてたら今のようにはできない。
でも、いつだって、使える時間は目一杯使いたい。
これでいいやではなく、ここまでやる!と決めたらやる!
あ〜、完璧主義がじわじわ出る〜。
いや、夢中になっているのだ。
夜寝る前は、子どもたちに絵本を読んでいる。
いつもは子どもたちが読んでほしいものだけだが、11月は私が読みたい絵本も1冊加えさせてもらっている。
理由は、毎月購入している『母の友』に、1日1話という30日分の絵本が描かれているからだ。
最初は私が読みたいと思って読みはじめた。
でも、
「今日も読もうね!」
「明日はなに?」
「昨日のもう一回読んで」
と子どもたちも楽しみにしてくれるようになった。
その中のお話で『のりきりめいじん、のりのすけ』というお話があった。
そこでふと思った。
"私は海苔切り名人ではないな"と。
名人ではないから前の日に切っておいたり、集中力を高めてやったりしている。
きっと、自分が名人だと思ったら準備なんかしない。ぶつけ本番。完璧にできると思い込む。周りからの評価も気にして、悪ければ完璧にやろうとするだろう。
他人によって、揺れ動いていたら、今のように楽しむことなんてできなかったかもしれない。
もちろん褒めてもらうことはうれしい。
けど私は、名人にはなりたくない。
明日何入れようかな
型抜き買わなくても、これでやってみよう♪
うーん、うまく入らない
こうやったら海苔切りやすいかな
難しいことに挑戦したり、試行錯誤したりしながら作ることが楽しんだ。
考えてできたときの達成感。
上手くいかなくても、また今度はこうしてみよう!という自分自身へのチャレンジ。
この積み重ねが、私の楽しいお弁当作りが続いている秘訣なのだ。
ちょっと疲れたら、子どもの顔を思い浮かべる。
"誰かのために"思うと頑張れる力ってすごい。
私は、23歳のときに出会えた言葉だ。
大学の入学式で学長先生が言った
「誰かのためにと思って過ごしてください」
という言葉のおかげで、今の私がいる。
(夫とも、この言葉がなかったら出会えなかった)
私はなんでも時間がかかる。
でも、夢中なのだ。
一見、憧れる名人だか、
自分はできると思い込み、完璧を目指す名人にはなりたくない。
だって、自分の人生なんだから。
他の人に左右されるのではなく、
自分で楽しさ見つけて、過ごしていきたい。
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ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
名人になれなくても、夢中になれることがあると、楽しいです。我が子も今、夢中になれることがあり、"やりたい"ができるようお手伝いしています。
どこで身につけたの?!と思うほどの集中力に驚きます。
名人にこだわらず、あなたが今夢中になっていることがあるのなら、より人生を豊かにしてくれるでしょう。
私の海苔を切る道具やコツは、以下を参考にしてみてくださいね。
【道具】
海苔を切っているハサミは、100均のお弁当グッズコーナーにあるものを使っています。
穴あけパンチは上手く切りにくいので、私はあんまり使っていません。
すごく小さいものは、100均のアメニティグッズコーナーで売っているピンセットを用意。
私は先は尖っているものを使っています。
(ギャップはなくしました...)
ピンセットを左手に持って海苔を挟み、右手に持っているハサミで切ります。
【切る前の準備】
使う分の焼き海苔を、数分前には出しておきましょう。
(出してすぐはパリパリで、切ると割れやすいため、出してふやかしておく)
集中力を高める工夫もするとよいでしょう。
【切るコツ】
同じ大きさに切りたいとき、
例えば○を切るときは一度同じ大きさの□を切ってから丸く切ると、同じくらいの大きさになります。
時間がかかると思うのであれば、前の日に切っておき、キッチンペーパーに挟んでラップで包み冷蔵庫へ。湿気防止のためです。
切り終わったら、残りの海苔は食べましょう〜
かわいくできたかな♪
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