【不動産投資】私の内在的論理について
私の属性は東京在住の公務員で、同じく公務員の妻とあわせると給与所得は年1300万円超です。不動産投資歴は約2年。
このフィルターを通して読むと理解が進みやすいと思います。
まず、不動産投資のタイプを①都心資産性と②地方CFの2つに大きく分かれると定義すると、私は前者よりのスタイルを採っていますが、これは不動産仙人さんの影響がかなり強いことを認識しています。影響を受けた理由は2つ。
1つは、都心資産性投資に関する情報を発信している方の中で彼が一番目立っていたからです。私自身は、土地勘のない地方の物件を買うほどの知見や勇気もなかったため、必然的に首都圏の物件を購入せざるを得なかったわけですが、こうした背景により、彼の主張を吸収しやすい素地があったと言えます。
もう1つは、彼の主張の高い論理性です。役人という職業柄、理屈で物事を考えるという思考様式が染みついてしまっているので、話の内容が理屈として腑に落ちなければ取り入れないのですが、彼の主張の説得力は高かったと思います。
ご存じの方も多いと思いますが、彼は不動産投資以外のことも幅広に主張しており、その中には私の思想や意見に沿わないようなものもありましたが、こと不動産投資に関して言えば、彼の主張は一つの完成形だったと考えています。
余談ですが、最近だとこのコラムの内容にも示唆を受けるところがあり、最後の結論として「30年1%で借りて新築を買おう」という主張は首を傾げましたが、長期的な目線で都心資産性の投資に取り組むということを意識しています。
次に②地方CFタイプについてですが、私はこちらを否定しませんし、今後、自分自身のレベルが上がった段階で挑戦したいとさえ考えています。
少し前に話題になったポストの内容と重なる部分は多いですが、こちらのタイプが優れているのは、資産性が比較的低い不動産に付加価値をつけて収益を生み出している点にあります。
役人目線でいうと、特に再生系の取組をされる投資家の方の社会的有益性は高く評価すべきです。ほったらかしにされて完全に価値を失いつつあったものに手を加えて、住宅供給という社会的需要に応えるという営みは、投資という枠を超えて評価に値すると考えています。
また、DIYで再生に取り組まれている方については素直に尊敬しています。机上の空論ばかり言っているタックスイーターの立場にいると、自分の腕一本で有形の価値を生み出しているのを見ると本当に憧れてしまいます。小さい子が大工さんを好きなこととほぼ同じ感覚だと思います。
一方で、私は特定の人達に批判的なポストをする頻度は高いです。その理由は2つ。
1つは、単に私の性格が悪いだけです。彼らを腐すメッセージにユーモアを加えることで、ポストを見た方が少しでも面白いと思ってくれれば、という下品な発想です。
もう1つは、彼らが社会的に害悪な性質を秘めていると考えるためです。(そう考える理由については控えます)
今でこそ長年の窓際コースで萎びてしまいましたが、それでも、任官時に抱いていた「この国や社会を良くしたい」という青雲の志は心の奥底で燻っています。その志故に、出過ぎた真似であると承知で、彼らを妄信していると思しき人達に対して少しでも気づきを与えることができれば、と考えています。
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