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田中裕子さん出演、人間の複雑な感情にはっとさせられる映画、千夜一夜

こんにちは。今日は新宿で田中裕子さん主演の映画を観に行きました。
始まって五分くらいで居眠り(笑)してしまいましたが、ズバリ感想は「観に行ってよかった」。

夫が失踪して30年。漁港でイカや魚を捌きながら質素な生活をしながら夫を待ち続ける中年(になってしまった)女性の話。

映像、出演者の演技、など描写がリアルでゾクっとしました。なぜ30年待ち続けるのか。再婚したり、漁港を去るなり、やり直すタイミングはあっただろう。

でも、単純じゃないし、どうしようもなかったんだよねえと。
こういう割り切れないもの、割り切れないことあるよねぇ。

いろんなシーンで、いろんな人の、なんだか言葉にできないけど自分にもある「感情」を気付かされた映画でした。

 田中裕子さんの役は彼女にしか無理なんじゃないかなって思いましたが、ダンカン、尾野真千子、安藤政信の演技も良かったです〜。

ファスト映画では絶対伝わらない映画。
少し眠りも誘いますが、いつでも停止ボタン押せる家ではなく是非映画館で観ていただきたい。  

芸術の秋に如何でしょうか?☕

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