再生可能な食器edish
こんにちは。
今日はごみ問題について。
日本は国土が狭いので日本のごみを減らせれないかなあ、と常々思います。生ごみはコンポストにした方がいいとか、雑がみを古紙回収のときに出せば可燃ごみが減らせるよとか、コロナ禍で個人でこういった取り組みをする人も周りで見かけるようになりました。
そこで何度でも生まれ変わる「edish」について取り上げようと思います。
こちら、食品会社が製造過程で生じる食品残さを用いた使い切り食器で、使用後そのままコンポスティングできるというもの。丸紅さんが脱プラを目指して製品化したものです。
土にかえるまでに半年以上かかる生分解性プラスチックに比べ短期間で循環できるというもの。
コロナ禍で一般家庭でも自宅でコンポスティングする人が増えてきたおかげで企業の意識も変容
世間のSDGsの関心の高まりから飲食関連の人間の反応もよい(自社のアピール)が、使われたedishをどう回収しコンポスティングするか。コンポスティングするには専用の破砕器・堆肥化装置が必要。
東京都でedishを拡げる場合、この装置を飲食店で置くスペースが必要だが正直難しい。
ちなみに、開発した丸紅本社では、都内での先例を示す意味でも社員食堂でedishを使い地下の小型コンポスト装置で堆肥化、できた堆肥は関係する農場で使用してもらってるという。
イベント会場でまずはお試し
昨年21年11月、有楽町で開催された「有楽町microでIBUKIのハーブティーを飲もう」ではイベント会場に回収ボックスを設置。回収の問題をクリアする試みが行われた。
ほか、スペースに余裕がある地方ではコンポスト装置を設置、例えば「御用邸チーズケーキ」で有名な栃木のチーズガーデン那須本町では実際に使われたという。
マスクの脱会議論がチラホラきかれる昨今、イベントも各地で復活の兆しを見せておりedishの出番は増えそうである。
エコ意識が高い音楽フェスなどでの導入などで成功パターンを早く確立し、世の中に浸透していうのを待つばかり。
edishはデザインもよく、オシャレさも追及しており、色も自然の色みで環境への配慮を伺える。
しかしながら一般的な容器と比べると倍のコストがかかる。
世の中の安ければ良いという考え方は根強く、コンビニやスーパーでの容器に成り代わるのは難しい。値上げが止まらず家計が苦しい昨今、器に余分にお金を払う余裕はないかもしれない。だが、地球の温暖化も待ったなしの状況だ。
個人レベルでできること
レジ袋を使わないこと、エアコンの設定温度を控えること、水や電気を節約すること。身近にできるちょっとしたことが、当たり前になれば確実に地球温暖化防止に役立つだろう。edishも皆に使われるようになればコストは安くなるだろう。
個人レベルでできないこと
・edish回収の問題をクリアする
・コンポストを設置する場所を確保できない場合の
対策
など国、自治体、民間一体となってゴミを減らす何かを、と思う昨今である。
これ以上、電気代をあげないためにも、美しい四季を楽しむためにも。
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