ミュージカル ダディ・ロング・レッグズ 日英楽曲比較7
先日観たミュージカル「ダディ・ロング・レッグズ」がとても良かったので、英語版のスクリプトをみながら、英語と日本語の歌詞の違いをまとめています。
「いつ会おう」When Shall We Meet?
音楽・詞 ポール・ゴードン 訳詞 今井麻緒子
ジルーシャには一方的に手紙をもらうだけで返事は書かないと言っていたのに、返事を書きたくてたまらないジャーヴィス。
for a man who loves to correspond というのが意外でした。
手紙を書くのが嫌いなのかと思っていましたが、本当は手紙のやり取りが好きなのですね。
I'm bursting with opinions and advice =意見やアドバイスが抑えられないほどあふれてくる。言いたくて言いたくてたまらない気持ちが「はやる気持ちおさえられない」に出てます。
・correspond 文通する
・burst 勢いよく出る、はじける
でも、なんやかんやいって結局書かない(笑)
変わりに「よい考え」を思いつきます。
discreet は「目立たない、(秘密を)口外しない」の意味なので、Daddy just for now remains discreet は「ダディのことは秘密のままにしておこう」なのですが、ダディには「待ってもらおう」という訳詞が「そうだ、よいこと思いついたぞ」と得意げなジャービスの表情と相まって、なんだかおかしくて好きです。