何をしたいかはわからなかったけど、誰と一緒にいたいかは明確だった話
私は、大学時代と卒業して一年位、合計5年間だけ一人暮らしをしていたんですね。とにかく一人になりたかったんですよ。そのために大学に行ったと言っても良いくらいで。
とにかく自由で楽しかったんですね。少し寂しいような怖いような気持ちを抱えながら。そんな気持ちを抱えていても、やっぱり一人が良かったんですね。
それなのになぜ一人暮らしを辞めたかと言うと、親が帰ってくるようにって言ったわけなんですね。嫌だったんですけど、親も大変だから手伝わなきゃって思いがあったんです。それと、親と過ごせる時間って限りがあるなって考えたんですよ。後どのくらい一緒に過ごせるのかな?って。
結果的に、親と一緒に住んでどうだったかというと、大変でした。とにかく行動一つ一つにチェックが入るので。けど、愛情が心配に変わってるんだなって言うのはわかったんですね。それと愛情を向けてるから子供が親を助けるのは当たり前だって考えがあったんですね。その時はありがたいありがたいって思うようにして我慢してました。迷惑だ!、私は大丈夫!、親と子は違う!って言える自信があればよかったなって思います。
あなたは大丈夫って言ってあげるのって、親自身が自分の不安に勝つ必要があるので大変な事ではあるのかもしれないんですね。でも、子のため、自分のために必要な事なのかもしれません。それが、ちょっと冷たく見えたり、引き離して見えるのかもしれませんが、可愛い子には旅をさせろって事なのかもしれません。
色々ありつつも、親と長く一緒にいる事は私にとっては、やっぱりよかったんじゃないかなと思うんですよね。
日常の些細なことを一緒にしながら、感情爆発で向き合って。感情を爆発できる人は家族くらいしかいないですから。
何をしたいかっていうのはわからなかったんですけど、誰といたいかだけは、私の場合は明確でした。
これからは何をしたいかも考えていきたいです。