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元発達障害児が語る、発達障害の診断、ってなんなんだろうね~?

前回、私の仕事のひとつが、
発達障害のお子さんに勉強を教えること
だということをお話ししました。

今回はその仕事をしてきた
5年間で感じたことについて、
お話しさせていただきますね。
お付き合いいただけると幸いです♡


うちの子、発達障害ですか??

私の教えたお子さんたちは、
学校の先生から専門の医療機関を紹介され、
専門のテストを受けた経験のあるお子さんたち。
普通の高校に行くのも難しいと、
言われているような生徒さんたちです。

「普通の高校に行くのは難しい…」

なんか、どこかで聞いたことのある台詞…。
実は私、公立高校に受かったときに、
「あんたが普通の高校に行けるとは思っていなかった」
と母親に言われたことがありますww

なおはな、昔語り

それは、幼稚園生の時に遡ります。
私も姉も近くの私立の幼稚園に通っていました。
姉は性格が真逆で、真面目で物静かで、読書好き。
片や私は、うるさくて、友達と遊ぶのが大好き。
片づけ嫌い、読書嫌い。

そんな二人の学力の差は幼稚園時代から出ていたらしく。
姉は幼稚園のIQテストで1位の成績。
片や私は、幼稚園で一番下の成績。

今でも覚えているその時の問題は、
手書きのボコボコしたみかんの絵。

「これは何ですか?」

と幼稚園の先生に聞かれ、
悩みに悩んだ末に、答えた答えが…。

「ん~~、ゆず!」

だって、ぼこぼこしてたんだもんww
これは未だに正解だと思ってるww

まぁ、そんな感じだったので、
小さい頃は、近くのスーパーの雑誌コーナーにある
「ちえあそび」
っていう、バカみたいに簡単な本を
毎回買って、させられてましたよww

だから、高校に受かったときに母親に言われた時、
「あ~~、だからか。」
と妙に納得。
けど、成績は言うほど悪くはなかったんだけどね。
だから、私は元発達障害と認定された子供ということになるのでしょう。

元発達障害児の私は、発達障害の診断をどう思うか?

では、元発達障害児と診断された私は、
発達障害と診断をされることに対してどう思うか?

「んなの、どーでもいい。」です。

そもそも人間は与えられたカードの中で生きるしかないし、
誰だって苦手なことはある。

そして、そもそもみんな、そういうトレーニングしたことある?
そして、親御さんたち、させたことある?
ないでしょ?
と、思うから。

だって、ほとんどの人はグレーゾーン。
そして、若干、発達障害なのか学習障害みたいなことはあるのかもしれないね、
と思うお子さんもいる。

けど、それは人間のそれぞれの個性の範囲。
最初はみんな、文字が書けない
(ノート2ページに、斜めに2文字とかでかでかと書く)。

ノートが取れない。
自分の意見が言えない。
何を聞いても「分からない」「先生がやって」と言う。

そんなこと日常茶飯事。
けど、それはたぶん、練習が足りてないだけなんだよね。
だって、みんなきちんと、高校に行けてる。
だから思うことは、大人がもっと、
子供のことを信用してあげなくちゃいけないってこと。

大人が諦めたら、試合終了!!

「うちの子は発達障害だから」
「この子には無理」

そんな風に思う必要、全然ありませんよ。
そして、近年は学校教育も難しくなっていて、
(英語なんかは中学に高校の英単語や文法が降りてきている)
そういう事情から、ほとんどプリント学習になっているのです。
だから、ノートの書き方がわからない子続出中。
これはプリント学習の弊害だと思っていますよ。
本当に「できない」のではなく、「できる方法」を知らないだけ

だからこそ、あまり大事に捉えず、発達障害のテストの結果も、
「うちの子〇〇が苦手なのね」
ぐらいに思っていてもらえばいいんじゃないかと思いますよ。

スマホの影響なのか、プリント学習の影響なのか、
今はそういうお子さんは増えてますので。
お宅のお子さんだけではないです。

と、今回は初の自分語りをしてしまいました。
けれども、元発達障碍児の私も、大学には行けましたので、
大丈夫ですよ。
と、世の中のお母さん方にお伝えしたいです。

「人間には向き不向きがある」

ということで、締めさせていただきたいとおもいます。
ここまで、お読みくださってありがとうございました♡

なおはな♡でした。

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