PC診断についての記録
仕事で知り合ったイメコンの方に個人的にお願いをして診断を受けた記録である。
日によってやたら顔色が悪く見えたり、何だかもっさり見えるのが気になっており、一度確認してみたいというのがきっかけ。
人柄も素敵な、同年代の先生にフルコースでお願いした。結構高額ではあるが、一度診断しておくと今後の人生に役立つかなと考えた。4時間くらいみっしり診断とレクチャーをしてくれるとのことで楽しみに向かった。
余は如何にしてPC診断を受けし乎
肌は全然白くない私。「色白はブルベ、健康的な肌色はイエベ」的な風潮に、そういうものかと思っていた。
薄い色が似合わず、ベージュなどを着た日にはほぼ全裸のようである。服着てるよね..?
ベージュメイクも顔のパーツが逐一ぼんやりしてノーメイクのよう。テンションが全くあがらない。なぜ?メイクしてるのに?
秋らしいブラウンやモスグリーンをあしらうと顔が土気色になる。この辺りで何か変だなと思い始めた。
黒いトップスを着用すると、顔がはっきりする。
喪服を着ると自分でも似合う気がするし、周りからも似合うと言われたので、黒を着ていればおかしくならないかな、と思っていた。
いざ診断
久しぶりに会った先生とおしゃべりしながら、前述のようなあれこれを聞いてもらう。「私には予想がついていますが、まずはご自身でも色で顔色が変わるのを見てください」と先生。
次々とドレープが当てられるが、その通り、当てる色によって肌や目の光りの反射が全然違うことに驚いた。ちなみにメイクを落とし、私のさらにパッとしない顔面が白日のもとに晒されていて大層恥ずかしい。
ベージュやモスグリーンは生気がなくなり、パステルカラーも顔がぼやっと曖昧。黒、紺、ロイヤルブルーがとても映えることが自分でもわかるし、落ち着く。
最も青みが得意なクールウィンター、セカンドはクールサマーとのこと。
ウィンターでもビビッドやストロングの色味では色が強すぎ、クリアだと薄すぎるようだった。
一番似合うベストカラーは、ミッドナイトブルー(黒に近い紺色)との診断。
なお、顔タイプは曲線大人顔のフェミニンタイプ、骨格は典型的なストレートだった。
高彩度で濁らない色をイメージすると良く、好きだけど似合わせが難しいオレンジやベージュはボトムで取り入れ、黒トップスと合わせるといい感じに着こなせると。納得しすぎる私であった。
疑問が解決する
持参した手持ちのジュエリーやコスメを見てもらう。
ファンデやコンシーラーの色が全然合っていないと指摘があり、サロンにあったファンデを塗るとびっくりするほど顔色が良くなった。だって、R◯Kや資◯堂にファンデ買いに行ったらもれなく黄味の強いストロングな色で勧められたんだもの。メーカーによっても色のクセがあるので、シュ◯ウエ村やアル◯オンあたりをお勧めされる。
メイクはラメやパールでキラキラにしても派手にならず光が入ってむしろ映え、マットは顔が沈むのでポイント使用で取り入れる。
リップも濃いめで派手な色でもなぜか馴染むので、ベージュではなくローズ系が元気に見える。ただしくすみの少ない色で、質感はツヤ寄りがお勧め。
ジュエリーは大ぶりで華やかなものをつけても派手にならないとのこと。確かに華奢なジュエリーは全く目立たなくなるなと思っていた。幸い職場は仕事さえちゃんとやっていれば何も文句は言われないのでどんどんデカピアスを増やすことにした。
いつものファッションとの乖離
私はセオリーのマネキンであるようなシンプルなオフィスカジュアルが多いのだが、カジュアルが過ぎるとなんか合わないなと前から思っていた。
どうやら顔のタイプがこの手のファッションと相性が悪いそうだ。できるだけパールやスカーフをあしらうと良いと聞き、実践している。もともと可愛い系は着ないのだけど、多少フェミニン要素があるほうが似合うのはよくわかった。
ヘアスタイルもスッキリストレートよりは曲線と。もともと軽い天然パーマなので、アイロンでまっすぐにしないで適当に散らしておいたほうが寂しくなくて良いのでこちらも実践。
骨格はストレート
実物は全然違うのだが、骨格ストレートのイメージとして藤原紀香や米倉涼子を想像してほしい。
私自身は背は標準より少し高め、胸とお尻が無駄に大きいので、チュニック的なゆるいものを着ると単なるマタニティルックである。ゆったりワンピももはやただの大柄な人状態。胸にボリュームを出さないブラジャーを着用し、ウェストをマークすると少しだけスッキリする。
知識を得たら、縛られず参考程度に取り入れるのが良さそう
似合わないから着ない使わないのではなく、似合わせるようにどうするか考えるようにしている。診断自体はとても参考になるので、ガチガチにならずその知識を活かして楽しむのがベストなのかな。
メイクも、PCから外れても好きな色を使うためにチークカラーで工夫したりと、今までよりとても楽しくなった。PC診断に縛られるのではなく、その知識を活かして楽しむのが生活のちょっとした質を上げるのに寄与してくれるのではと考えている。