参政党 日本保守党にみる組織運営の難しさ
幸福実現党が今回は出ていませんので、保守的な政党を選ぶとなると 参政党か日本保守党かなと思っていました。
ここ20年近く政治の流れを見ても小さな政党ができては消えできては消えしていくのを見てきました。
政治的な志があっても 選挙資金がなければ続けることはとても難しいです。
選挙に出で候補者になるのにも300万円から600万円の供託金を払い 一定の票を得なければ国に没収されてしまいます。
そして 選挙のポスターを貼ったり 有権者に自分を知ってもらい投票行動に移してもらうだけでも大変な労力がかかるので私たち一般のサラリーマンが 政治に関心を持ち政治を変えたいと思っても 組織の力を借りずに 簡単に選挙に出ることは、難しいのです。
参政党は地方議員を140名ほど出しているので地方から着実に組織を固めているのだと思いますが 国政選挙は それとは違う難しさが出て来ます。
志が同じだと思って集まったメンバーが 言っていた事が違うと 離れてアンチになるという事例は 今までよく目にしてきました。仲間内での分裂などもあるのだと思います。
注目を浴びている 日本保守党も前回候補者として善戦していた 飯山あかりさんが 今は反日本保守党になって動画をあげておられますし、参政党では武田先生が批判されてます。
武田先生も飯山あかりさんも共に学者さんです。組織を動かすという視点から 多くの人をまとめあげて動かすという視点ではなくて それぞれの正義感を優先されているように思えるところもあります。
内側に入って活動していると組織の問題点や矛盾点はどうしても出てくるのだと思います。
大まかなところで一致しても小さなところが気になってくるというのはあります。
日本保守党に関して言えば 日防隊の石濱さんがすでに日本保守党という名称を使っていたのに登録していなかったので 先に有本さんが登録して政党の名前にしてしまったことや、ロシアーウクライナ問題ではロシアを一方的に悪と断罪していたことへの疑問があります。メディアの扱いも参政党に比べて 優遇されているので そこに引っ掛かるものを感じてしまうんですね。
小説家としての百田さんは好きですし 面白い人だとは思いますが。
ただし もう これ以上 今までの 既成の名のある政党は…どれも選べないという気持ちです。
政策に共鳴するものがあれば、その選択をしていきたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?