仕事への言葉 …新入社員からから社長まで
連休間近になり 新入社員の人たちも職場に慣れた頃でしょうか。
連休の頃になると 職場や仕事についても
様々な思いが去来していたことを思い出します。
2022年12月に発刊されたこの 書籍は
1ページに1行から3業界までの
短い言葉で書かれた 仕事を持つ人たちへの
教えになっています。
首都圏での通勤電車ラッシュ時では
開けないでしょうが 鞄のなかに1冊
入れて ひとつの短い文章について
思いを巡らせてみると
仕事についても 新たな発見が
あるかもしれません。
3 仕事が遊びのように楽しければ、会社は入場料をもらえるだろう。
4 従って、仕事は、ディズニーランドで遊ぶような愉快なものではありえない。
会社にお金を払って いるのではなくて
会社からお金をもらっているということを
もう一度 考えないといけないと思うことは
確かにありました。
当たり前だと 思うことも世代によっては 当たり前ではなくなっているかもしれません。
9 通訳なしで先輩の言葉が分かるのにはかかる
12 入社3年目までの人には、20年選手の教えや言葉は、まず通じない
この言葉は 新入社員と教育に当たる先輩社員双方が 考えないといけないことなのだと思います。
その職場、職場においては
もう 暗黙のルールのようになっていて
先輩社員が当然だろうと思っていることを
新人は 簡単な研修や説明を受けても
理解していないことがあります。
教えたでしょ
前に言ったでしょうが
と言われる身と
言いたくなる気持ち の 双方を考えます。
上司や先輩社員は
18 ヒヨッ子に仕事を任せる時には、メモを書いて渡せ
ということも必要でしょうし
新入社員は
19 ヒョッ子社員は、上司の命令の数字や内容を確認せよ
と確認を しっかりしないといけないのでしょう。お互いが 自分にとっての当たり前を 相手も当然理解しているだろうと思っているところに 大きなミスが出ることがあります。
新入社員として 先輩に教えてもらう立場にある人は
13 新入社員が1人入ると、ベテランが1人、仕事ができなくなる
14 だから 小賢しい知識を振り回したり、先輩に口答えをしてはならない
ということを 念頭に入れておいた方がいいでしょう。これは新卒の人だけでなく中高年の人が転職して新しい職場に入ったときも しばらくはこの考え方をしていた方が安全だと思います。
中途採用された方の中には 前職での経験や待遇面などと引き比べて ご本人は建設的な意見を言っているつもりで 批判される方もいるのですが、それは的外れなことも多く その職場で長年実績を積んできた先輩社員の神経を逆撫ですることもあります。
新しい職場のなかでも 信用と実績を積むまでは安易な批判は控えるべきだと思います。
15 謙虚であるということは 教えてもらうための作法である。
これが 大切なのですね。
20 すぐにほめてくれる上司を信じるな。必ず陰で笑っている。
この箴言には ドキッとします。
21 学閥には用心せよ。人の頭の良さは、学校名と、あきれるほど矛盾している。
22 真面目な上司、誠実な先輩についてゆけ。
こちらは 新卒で入った社員の方に向けた言葉でしょうか。でもどの場に身を置いても 真面目な人や誠実な人と仕事ができることは ありがたいことです。
80 アイデアの元は、新しい知識と瞑想である。
81 50歳を過ぎたら、30歳年下の友人をつくれ
管理職や、ご自身で事業を興されている社長さんにとっても大切なことなのだと思います。一世代過ぎると今まで常識として考えていた事業展開が通用しなくなっているので 常に勉強を続け 新しい風を入れなければ 落ちこぼれてしまいます。
1 仕事とは、この世に生きるための条件である。
100 「いい人生だった」と言える晩年を目指そう。
そして 1番最初の言葉と
最後の 100番目の言葉
何のために 私たちは 仕事をするのか
その意味を 深く考えさせる 言葉になっています。
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