母の事(30代〜40代の頃)
実母の死に目に会えなかった母は、泣き暮らし、精神病院への入院となりました。
幼子を抱え大変だったと、後年、当時の事を父は語っていました。
その3年半後に誕生したのが私です。
母は私を一心に愛してくれました。
当時の育児日記には、事細かく成長記録や当時の家族の出来事が綴られています。
育児に夢中で、実母との別れの寂しさも少しずつ薄らいでいったのかもしれません。
本当のところは母本人にしかわかりませんが。
両親の愛情に育まれ、何不自由なく子供時代を暮らした私。
だけど、うちの母は