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読書#8 人はなぜ苦しみを感じるのか①

明日からまた3連休です!
でも、また台風が近づきそうですね☔️
関東近郊も大雨になりそうなので、備えないとですね。
ただ、のんびり屋内で過ごすのもいいんじゃないでしょうか!

さて、今読んでいる本を読み終わったとこまでで紹介したいと思います。(読み進めたらまた紹介したいですが、いろんな本を並行して、気分で読み分けてるので、進みが遅いかもしれません。。)

私は、脳科学に関心がありまして、関連した本をよく探したりしてます。
脳を知ることで、自分自身を客観的に見ることができ、より深く人生を送れそうと思う部分もありますし、周りの人にも気持ちよく接することができるようになりそうというのが、理由にあると思います。

長くなりましたが、『無(最高の状態)』という本を読んでます。
著者は鈴木祐さんで、「日本一の文献オタク」とのことです。
実際、かなりロジカルな文章組み立てで、そうなんだろうなと感じました😄

今回は、冒頭部分のメモを記します!

はじめに

要するに、心配事の97%は最初から杞憂だったわけです。

人の心配はほとんど取り越し苦労なんですね、、
ではなぜ精神的に苦しんだり、思い悩んだりに誰しも陥り、社会問題になるのでしょうか?
その疑問に、包括的にアプローチしていくのが本書です。

そこで本書では、より包括的なアプローチを試みます。そのステップを大まかにまとめると、次のようなものです。 
❶ 人生において「苦しい」とはどのような現象なのかを考える 
❷ あらゆる「苦しみ」の共通項を見極めて普遍的な対策を立てる

抽象的な概念を定義付けて、共通要素を抽出して考察する、と、サイエンティフィックですね。

このような「苦しみ」の根本を掘り下げるアプローチが可能になったのは、神経科学や生物学の研究が進んだおかげです。

すごく大事なことで、脳科学は急激に進歩をしているようで、新たな事実が判明してきています。
エビデンスベースの論述は理解がしやすく、信頼性も高くなります。

序章 苦

鈴木氏は、人類は皆生まれつきネガティブと述べています。
また、

人類にはもうひとつ、「ポジティブな情報ほど長持ちしない」という心理も備わっています。

とも。

また別の研究によれば、新しいアパートに引っ越したうれしさは平均3カ月で色褪せ、給料が上がった喜びも半年で消失、好きな相手と恋仲になった幸せも6カ月で薄らぎ、およそ3年でベースラインに戻ります(6)。

人は、幸福は長く続かず、苦しむは長く残りやすいという特徴を持つようです😅
それは、祖先がその特徴によって生存してきたことによるものでしょう。
つまり、苦しみの感情は生存本能と言えます。

すでに現代では機能する必要のない機能まで働くことで、機能不全を起こしていると、鈴木氏は記しています。

同じ感覚は現代人にも受け継がれており、何らかの危険を察知すると、私たちの脳はカテコールアミンなどのホルモンを分泌して全身に警戒体勢を取らせます。

そうすると、私たち人間は「苦しみ」から逃れることはできず、その重荷につぶされないように生きていくしかないのでしょうか?


まだ冒頭部分だけですが、これからどんな話が展開されるのか、とてもワクワクしてます!
続きもまた書かせてもらいますので、ぜひ読んでいただけますと幸いです❗️



無(最高の状態)

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