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私の52個のエートル トゥルマンテ ◆26個目◆

◇お風呂場のいらないもの◇
我が家のお風呂掃除は、昔ながらの構造だったせいで、排水溝には謎のプレートが何枚もはめ込まれていて、プレートの裏には真っ黒なヘドロやカビが。。。髪の毛と謎のヘドロを取る時は息を止め、手袋をして手で思いきって取り除く。苦痛でしかないお風呂掃除。

お風呂はリラックス空間だからこそ、綺麗にしたい。
でももっと楽にしたいと言えことで、コツコツ貯金をしてリフォームを決定。
今度は楽に掃除ができるお風呂を目指して、家族会議。
まず「鏡って必要なのか?」問題が勃発しました。正直、鏡なんて湯気で曇って見えないのが日常茶飯事。
お風呂に入るたびに手で曇りを取るけど、すぐに曇ってしまう。
頭を洗ってる時は見ないよね?
いや、むしろ何も見えない。
そして鱗状のあれも普段の掃除じゃ取れないし。
そんな鏡いる?って話になり、「じゃあ、無しでいこう!」と即決。
しかも鏡を、取り除いたおかげでその分コスト削減。

次はタオル掛け。これも「赤カビとか端っこにつよね。掃除が面倒くさい」という理由で廃止に。さらに、最近は標準装備みたいな浴室乾燥機も「いらなくない?」と候補から外されかけました。でも、冬の寒さを考えると暖房機能は必須だよね、ということで採用。
でも乾燥に使わないなら物干竿もそれをつけるフックもいらないとなった。
そして最後に、「シャワーフックいる?いらない?」の議論。これも結局「無いと困る」ことが判明し、マグネット式のものに落ち着きました。

そして、
あとはマグネットの「タワーシリーズ」を使い、
シャンプーは今どきのマグネット式で、ぶら下げるようにした。
これが便利。取り外せるから壁はフルフラット!掃除も楽ちんで、ちょっと生活がスマートになった気がしました。

でも、数ヶ月が経ち、マグネット収納つけっぱなしのまま掃除をする日々が続いた。
そうすると、水のカルキで白い跡がマグネット周りに四角く残る!
これも結局、掃除が必要。
いろいろ考えた最終結果は「銭湯方式」となった。
百均で売っている小さなカゴに自分用のシャンプーやボディソープをまとめて入れて、お風呂に入る時に自分のカゴを持ってはいる。洗面器も都度持ち込み。

棚やフックを撤廃したら、掃除は格段に楽に!

最終的に、お風呂場は「余分なものゼロ!」というミニマルな空間に。
スッキリして、掃除も簡単で大満足!……と思いきや、今度は家族それぞれのカゴが脱衣所に置かれ「誰かカゴが邪魔!」「濡れたカゴは拭く!」とか別の問題発生。
でも今回でやっと目標のスマート生活がお風呂場だけは達成!
この話を後輩にしてみた。
「鏡を無くすって発想ないです。でも見たくなる時ありませんか?」と。
その質問家族会議の時にも出たとばかりに、
「顔が映るぐらいの鏡持ち込めばいいし、あとは脱衣所には洗面台あって鏡あるし上半身は映るじゃない、服脱いだ時、上半身の裸はそこで見れる。お風呂で見なくともよくない?」と回答
すごい説得力?だったみたいで、もし家建てる時は鏡なしにしますと宣言。
そしてたまたま、家を建てる友人もこの話をしたところ鏡なし浴室にしたとのこと。
着実に鏡なし浴室の普及が進んでいる。
このエッセイ読んだ方の中にも鏡なしいいじゃん!と思う方がいるかもしれない。

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