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私の52個のエートル トゥルマンテ ◆20個目◆
◇デフレ脱却担当大臣◇
もったいながっていて、あまりに大切にしすぎて使わなくて綺麗なまま残っているものがたくさんある。子供の頃から結構そういったことがあった。
きれいなペンやかわいいレターセット、ちょっとおしゃれなノートやカップ、可愛いけど履きにくい靴、フリフリのワンピース、きれいなガラスのお箸などなど。
大人になってそういったものを見つけるとお小遣い貯めて買ったのに、1度も使わないまま残ってるんだなぁと言う懐かしさと使えばよかったのにと言う後悔がこみ上げてくる。
特にサンリオのキャラクターグッズなんか、まったく使わないままのものが結構出てきた。
今になってみると、これかなり前のもので、フリマサイトでちょっとプレミアついて高く売れたりすることもある。買った値段より高く売れるなんて、ありがたやーとか思ったりしてる。
でも、あの時の私はそんな先のことなんて考えてなくて、ただただ「もったいないから使えない」って思ってただけなんだよね。
使っておけばよかったんじゃない。
使ってこそなんじゃない?って思ったりした。
でもさ、よく考えたら、「もったいないから使えない」って、何なんだろう。買って満足してるってことなんだろう。
だとすると買わなくても「買った気になって満足する」だけで十分なら、お金かからなくていいんじゃない?
まず、買っても使わない物は欲しいけど今絶対に必要な物ではないことが多い。
この買っても使わない物はだいたいお蔵入りということで、大蔵大臣だから、でも大蔵大臣って2001年に廃止されてた。となると財務大臣、金融担当大臣、デフレ脱却担当大臣、現職の加藤勝信さん。
長いから勝ちゃん(かっちゃん)と名付けてみた。
勝っちゃんを買うとなった場合
買っている自分、ショッピングバッグに入った大勝っちゃんを手に持ち歩いている自分を妄想。
妄想したけどちょっと無理がある。
考え直して、勝っちゃんを買うときに「ほんとに使うのかな?」とか使っている姿を妄想するのが良いのではないか?
ここで妄想が止まったらきっとそれは勝っちゃんとなる可能性大。
勝っちゃんが家に来るとこは無減るんじゃないかって思った。
でもみんなが「買ったつもりで満足」しちゃったら、日本の経済ってどうなっちゃうんだろう?
勝手な数字だけど、20%は購買力低下、日本経済大打撃?
この話を家族にしてみた。
「買って満足しちゃって使ってないものって結構あるある、あれほんと勿体なかったぁ。買うの踏みとどまっていたら、いくら手元にのこっているかぁ」ってお互い共感しまくり。
「でも、それって本当に全部が全部無駄な買い物なのかなぁ?」なんて意見が出た。
「買い物って『買う』って行為そのものが楽しかったりして、そこに意味があるんじゃないかな」って、
「妄想だけで済ませばいい、買って使うまで妄想できるかで判断ていうのもありだけど、こんなことばかりしてると、そのうち物を欲しいって気持ち自体がなくなっちゃう気がするんだよね。物欲ってさ、なんか若さに比例するものなんじゃないかなって思うんだ。歳をとると「欲しいものがない」って話もよく聞くし、「見て欲しいなぁってテンション上がってワクワクする」ための元気もなくなるんじゃないかな。欲しいって思う力がないと、わざわざ出かけて何かを探しに行くこともしなくなるし、情報も入ってこないし…なんかもう、生きる屍みたいになっちゃうんじゃない」って。。。
で、いろいろ考えて、自分なりの結論を出してみた、自分のお財布事情がに余裕がなく、今後の見通しも暗い時は妄想で満足して、お金に余裕があるときは経済を回すためにもどんどん買っちゃってもいいんじゃないかって。衝動買いもありって。
もちろん、買ったら使う!
そうやって使うことで、買ったものを「勝っちゃん」にしないという強い意志を持って買い物に臨みたい。