はじめての患者のつどい

杉浦貴之さんをご存知だろうか。

杉浦貴之「がんサバイバー・命を唄うシンガーソングライター＆編集長」 (taka-messenger.com)

がんを克服され、たくさんの治ったさんを冊子で紹介されている男性。

病床にあり、
絶望しかなかった数年前。
ぼろぼろの体と心でネット検索していた。

がん／再発／転移／余命／完治／寛解
なんてワードをひたすら検索。

すると彼のページにたどりついた。
食い入るように片目で
（片目は転移で見えてなかったのです）
本当に食い入るように読み漁ったっけ。

そしてスイッチが入った。

あ～こんなにも治ってる人がいる。
わたしよりもひどそうな人はあんまりいないけど
わたしも治るかも・・・
いや、治るでしょ！
というスイッチが入ったのだった。

だから杉浦さんは命の恩人。
私が住む福岡にトーク＆ライブに
来られると知り、
勇んで申し込みし、前のめりに早く到着し、
怖気づいて後方に座った（笑）

来られている方々は患者さんや治ったさんや
ご家族。
エネルギーの塊みたいな杉浦さんのおもしろトークと歌。
そして茶話会での自己紹介。

みなさん、色々と抱えてあった。
病状も心情もいろいろ。

でもひとつ共通点が。

みんな前を向こうとしてる。
生きるための元気になるための種をまきたくて
ここに来ている。

杉浦さんからみんなに、夢を語ってくださいと
お題が出された。

「ホノルルマラソンに参加したい」
「息子と夢の農園をつくりたい」
「元気な姿で子供の入学先に参列したい」

わたしは・・・

「いま、がんと共にいる人のためのヨガを
YouTubeで動画アップしたい！！」

そう。
私のいまの目標です♡

苦しくて辛くて痛くてしんどい時。
真っ暗闇の中で、
生きたくて生きたくて
命のエネルギーを自分の中に見つけたくて
ヨガを始めた。

痛みで腕もあがらない。
片目も見えない。
背中は重い。
息は苦しい。

それでも、私はヨガを始めた。
私は自分の頭のなかに
ヨガが入っていたから
無理ないような動きを
自分で組み立てて、
なんとかすることができた。

でも、普通はなかなかできないよね。

かといって
キラキラ美しく健康的なインストラクターが指導する
ヨガ動画なんて見たくないかもしれない。
（わたしがそうだった）

だから
痛みと共にいる方のために
ヨガ動画を作ろうと思う。

だって宣言してしまったもんね。
みなさんの前で。

顔を出すのはとても勇気がいるけれど。
一人でも二人でもいい。
誰かの支えの時間になりますように・・。

アップしたらこちらに宣伝します。

おっし！がんばろー。