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初めて柴犬を飼う人もこれを見れば安心!柴犬の飼い方を徹底解説

これから柴犬を飼うことを考えている方や「柴犬を飼いたいけどどんな犬かな」と悩まれている方は、ぜひこの記事をお読みください。
最後まで読めば柴犬の特徴やお世話の方法など、柴犬を飼うために必要なことがわかります。


柴犬ってどんな犬?特徴や性格について知ろう

特徴について

柴犬は日本固有の犬種です。正確には柴犬(しばいぬ)と読みます。
日本の天然記念物に指定されています。
ここからは以下の内容を詳しく説明します。
・体格
・毛色
・性格
・寿命
・歴史

体格


くるっと丸まったしっぽ、ピンっと立った三角の耳が特徴になります。

身体は筋肉質でしっかりしています。

体格はオスで38cm〜41cmくらい、メスで35cm〜38cmくらいの大きさです。
体重はオスで約10㎏前後、メスで8㎏前後です。
柴犬は日本犬の中で唯一の小型犬に分類されています。小型犬とは、成犬体重が10㎏未満の犬のことです。

柴犬の毛は太い上毛(オーバーコート)と細い下毛(アンダーコート)の2層構造(ダブルコート)です。春と秋に毛が抜け変わる換毛期があり、柴犬は換毛の量が多い犬種です。
ダブルコートのおかげで寒さには強いのですが、暑さには弱いです。

毛色

毛色は大きく4種類あります。

・赤
柴犬の約80%が赤毛になります。実際にはきつねに似た明るい茶色です。
顔のほほの部分やお腹周りなど身体の内側が白いです。

・黒
柴犬の約10%が黒毛になります。
黒毛は目の上に眉毛のような斑点があるのが特徴で「マロ眉」とも呼ばれます。
赤毛と同じように、顔のほほの部分やお腹周りなど身体の内側が白いです。

・白
黒毛よりもさらに個体数が少ない珍しい毛色です。
全身白い毛ですが、年齢を重ねると薄茶色に変わる子もいます。

・胡麻(ごま)
赤・黒・白すべてが混ざった種類で柴犬の中でとても珍しい毛色です。
成長とともに毛色が変化していきます。

寿命

柴犬の寿命は12〜15歳です。
柴犬は、生まれて1年で人間の年齢で17歳ほどになります。そのあとは、1歳年を取るごとに人間の年齢で4歳ずつ年をとっていきます。

歴史


柴犬と人間の関係はとても長く、縄文時代には共に暮らしていました。
近代に入ると柴犬は市街地では家庭犬として、山岳地帯では狩猟犬として、ウサギやタヌキなどの小動物を狩って生活してきました。

今でも人気の柴犬は、一時期絶滅の危機に瀕しており1928年に「日本犬保存会」が設立され保存活動が続けられています。

性格

柴犬は飼い主に誠実で忠誠心が強いです。勇敢で警戒心や縄張り意識が強く、飼い主以外とは距離を置くことがあります。
自立心が強いため、甘えすぎずクールに接する犬種です。
狩猟犬として活躍していたなごりで、動くものを追いかけます。

参考:「 公益社団法人 日本犬保会」  www.nihonken-hozonkai.or.jp

どこから柴犬を迎え入れるか

柴犬を飼うことが決まったけど、どこで柴犬を選べばいいか悩む方もいるかと思います。
ここでは、柴犬を迎え入れる方法を3つご紹介します。

共通していえることは、事前に情報収集することです。施設の状況や口コミなどを確認しておきましょう。
また、希望の柴犬の健康状態や必要なワクチン接種が済んでいるかなど、合わせて確認することも大事です。

ペットショップから購入する

購入価格の相場は5〜20万円ほどです。
犬の月齢や人気の犬種かなどで価格が変動します。

ペットショップで購入するメリット
ショッピングモールやホームセンター内に併設されているため、営業時間内であれば気軽に立ち寄れ、スタッフにお願いすれば、直接触れるのも魅力です。
ゲージやドッグフード、散歩に必要なリードなど飼うために必要なグッズがすべて揃っています。

ペットショップで購入するデメリット

ペットショップではたくさんの犬種を扱っているため、柴犬に対する知識は浅めです。
ショーケースに入っているため、もともと育った環境の確認ができません。


ブリーダーから購入する

ブリーダーとは、動物を育てながら繁殖を専門とする人です。
購入価格の相場はブリーダーによって異なりますが平均で20万円ほどです。
血統や毛並み、毛の色によっては価格が上がります。

ブリーダーから購入するメリット
希望する犬の育った環境を直接確認することができます。
専門知識をもっているため、ブリーダーに直接相談をしたりアドバイスをもらったりすることができます。

ブリーダーから購入するデメリット
商売のためだけに繁殖をしている悪質なブリーダーもいるため、良いブリーダーか見極める必要があります。
ブリーダーが近くにいない場合は、遠い場所まで足を運ぶことがあります。また、いきなり訪問してもブリーダーが対応できないことがあるため、事前に訪問の予約が必要です。


動物保護団体の主催する譲渡会や里親募集に参加して譲り受ける

最近では譲渡会や里親募集で保護犬を受け入れる方法も増えてきています。
譲渡による費用は保護団体によって変わるため、無料〜数万円ほどかかります。

譲渡会や里親募集から譲り受けるメリット
殺処分される前やさまざまな理由で飼うことができなくなった動物を救うことができます。
保護団体のスタッフから、希望する犬の健康状態やしつけの状況、性格など気になる情報を直接知ることができます。
トライアル期間があり、期間内は希望の犬と一緒に生活をして、相性の確認や譲り受けた後も一緒に暮らせるか確認できます。
ペットショップやブリーダーより安い費用で飼うことができます。

譲渡会や里親募集から譲り受けるデメリット
成犬が多く、希望の犬種がいない場合があります。
譲り受けるためには、保護団体が決めている条件をクリアする必要があります。
また、希望者が複数いた場合、より良い環境の飼い主へ譲渡するため、希望の犬を飼えない可能性があることを知っておきましょう。
病気やケガを抱えている場合があるため、治療費など別途費用がかかります。

それぞれのメリット・デメリットをふまえて、自分にあった方法で柴犬をお迎えしていきましょう。

愛犬をお世話する場所は、室内?屋外?それぞれのメリット・デメリット

次は愛犬をどこでお世話をしていくかを考えましょう。
以前は屋外で飼う人が大半でしたが、最近は室内で飼う人の割合が増えてきています。

引用:「株式会社Wizleap」 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000052.000052686.html

室内で飼うか屋外で飼うかで、必要なグッズや愛犬が危険な目に遭わないための対策も変わります。
それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。

屋内で飼う場合

最低限必要なグッズ
ゲージまたは、サークル
愛犬が安心して過ごせる場所になります。
寝床
ペット用のベッドでも良いですが、毛布やタオルなどでも大丈夫です。
トイレトレーやペットシート
室内でトイレをするときに必要です。
食器
愛犬が食べやすい高さや形のものを用意しましょう。お水は、給水器を使うと床が汚れにくくなります。
ドッグフード
さまざまな理由で食べない場合もあるので、少量サイズのドッグフードを準備しましょう。
おもちゃ
運動不足解消やストレス発散になります。

屋内で飼うメリット
・長時間一緒に過ごせる。
同じ空間で一緒に過ごせるのが最大のメリットです。一緒に暮らすことで信頼関係を築きやすいです。

異変に気付きやすく、ケガや病気を防げる
飼い主の目の届くところに愛犬がいるため、体調管理がしやすく異変に気づきやすくなります。屋内で生活しているため、ケガや病気のリスクも低くなります。

・愛犬の身体が汚れにくい
お散歩以外では外出しないため、汚れる頻度が少ないのでお手入れもしやすいです。

暑さや寒さ対策がしやすい
夏場は熱中症にならないようにエアコンを使ったり、冬場は風邪をひかないようにホットカーペットなどを利用したりするなど、暑さ寒さ対策がしやすいです。

デメリット
専用のスペースを作る必要がある
柴犬は自分の安心するスペースがないとストレスがかかるため、専用のスペースを別に用意する必要があります。
運動不足になりやすい
室内での生活になるため運動不足になりやすいです。運動不足になるとストレスが溜まったり、肥満になったりします。
掃除が大変
家の中に愛犬の毛が付くためこまめな掃除が必要になります。また、換毛期では抜ける毛の量が多いため、通常よりこまめに掃除が必要です。
事故が起こらないように対策が必要
犬が間違って人間のものを間違って食べないようにしたり、床が滑って転倒したりしないようにマットを敷くなどの対策が必要になります。
集合住宅の場合、ペット可でも細かい条件を確認する必要がある
「ペット可」と記載されていても、「小型犬のみ」や「猫1匹まで」など条件があったり、飼育が可能なペットの種類が大家さんによって違ったりするので、事前に確認しておく必要があります。

引用:「LIFULL HOME'S」  https://www.homes.co.jp/cont/rent/rent_00565/

屋外で飼う場合

最低限必要なグッズ
犬小屋
愛犬が安心して過ごすために必要です。夏場は熱中症にならないように、直射日光を避けた涼しい場所に犬小屋を置くなど、設置場所に配慮が必要です。
柵やリードまたは鎖
柵を建てることで脱走を防げます。リードや鎖をつけることでも脱走を防げますが、リードや鎖の長さが短いと運動不足の原因になるため、長めにして動ける範囲を広くする工夫が必要です。
食器
愛犬が飲み食べやすい高さや形のものを用意しましょう。
ドッグフード
さまざまな理由で食べない場合もあるので、少量サイズのドッグフードを準備しましょう。

メリット
運動不足の解消
庭などの広いスペースで飼うと自由に移動できるため、自分で運動ができ運動不足の解消になります。
・家の中ににおいが入らない
生活スペースが分かれているため、匂いが家の中に入りにくいです。
家の物が壊されたり、いたずらされたりが少ない
愛犬が外で生活しているため、家の中の家具が壊れにくかったり、床が傷つきにくかったりします。

デメリット
愛犬自身が汚れてしまう
外で生活しているため、土やゴミが付いたり虫が付いたりしやすいです。
病気や体調の変化に気づきにくい
屋外だと感染症や寄生虫の危険が高まります。また、一緒に過ごす時間が限られてくるため、体調の変化に気づきにくくなります。
天気や気温の変化をもろに受ける
天気や気温など自然はコントロールできないため、愛犬に負担がかかりやすいです。
夏場は熱中症に、冬場は低体温や風邪にならないように対策が必要になります。

ご近隣に迷惑がかかることがある
警戒心や縄張り意識が強い犬種のため吠えやすい性格や噛み癖のある子がいます。しっかりしつけをしないと、ご近所トラブルの原因になります。

脱走しやすい
音に敏感なので、雷や花火の音など大きい音にびっくりしてその場から逃げ出すことがあります。しっかりリードで繋ぐ、柵を周りに建てておくなどの対応が必要になります。

柴犬との毎日のくらしについて

愛犬との楽しい生活にかかせない、ごはんや散歩などお世話のコツについてご説明していきます。

ごはん

愛犬が元気で長生きするためには毎日のごはんは欠かせません。
ドッグフードを選ぶときに押さえておきたいポイントを4つご紹介します。

良質で高たんぱく
筋肉質で運動量が多いため、十分にタンパク質をとる必要があります。

低脂肪・低カロリー
運動不足からの肥満を防ぐ効果があります。

DHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸が含まれているもの
アレルギー症状の予防や認知症の予防の効果があります。

無添加
アレルギーを起こす可能性があるため、着色料・香料・調味料などが含まれていないものが良いです。

これらを参考にドッグフードを選ぶと良いですが、ドッグフードの種類はたくさんあるので選ぶのに困る方は、柴犬専用と書かれたドッグフードを選ぶといいでしょう。

ごはんをあげる量については、愛犬の年齢に合わせてドッグフードの袋に書いてある量を参考にあげるようにしましょう。
ごはんの回数も愛犬の年齢によって変わります。それぞれの時期に合わせた目安はこちらです。

子犬期
身体の成長が著しいが消化機能が未発達のため、少量でも栄養やエネルギーを摂れるドッグフードを選ぶと良いです。1日2〜3回を目安にごはんをあげましょう。

成犬期
運動量が増える時期でもあるが肥満にも注意が必要です。1日2回ごはんをあげましょう。

シニア期
代謝や消化機能が低下してきているので消化に良いドッグフードを選び、1日3〜4回を目安にごはんをあげましょう。

そのほかにも、ごはんを食べない理由は以下のようなものがあります。

・味が気に入らない
・体調不良がある
・もともと食が細い

愛犬の状態をみながら愛犬に合ったドッグフードを選んでください。
食べさせすぎは肥満の原因になるので注意しましょう。

散歩

もともと狩猟犬で山を駆け回っていた犬種のため、身体の大きさのわりにスタミナがあります。1日2回、30分程度は散歩をさせてください。
散歩をすることで運動だけでなく、ストレス発散やほかの犬や飼い主以外の人の存在を知ることができます。
運動不足を感じる場合はドックランに連れていくなど、愛犬のストレスがたまらないように工夫してあげてください。

お手入れ

ブラッシング
週に1回はブラッシングをしてあげてください。ブラッシングのときは、皮膚に異常がないか一緒に確認をしましょう。
柴犬は春と秋に換毛期といって毛が大量に抜ける時期があり、換毛期は毎日ブラッシングをして毛の抜け替わりを手伝ってあげましょう。

シャンプー
月1回を目安におこなってください。頻度が多いと皮膚トラブルの原因となります。
自宅でのシャンプーが難しい場合はペットサロンを利用するといいでしょう。

歯磨き
めったに虫歯にはなりませんが歯周病にはなるため、愛犬の健康維持のためにも歯磨きを毎日してあげましょう。補助的に「歯磨きガム」を使う方法もあります。
口を触られるのを嫌がるので毎日少しずつ慣れさせていきましょう。

爪切り
爪が伸びすぎるとケガや転倒の原因になるので、月に1回は爪切りをしましょう。
ただし、犬の爪は血管と神経も一緒に伸びます。切りすぎると出血するので注意が必要です。
自分で切るのが難しい場合は無理をせず、動物病院やペットサロンで爪切りをお願いしましょう。

愛犬が安心して暮らすためにしつけは大事です

愛犬と暮らしていく中でしつけは重要です。
しつけをすることによって、飼い主との信頼関係が築けたり危険な行動をしないようになったりするので、安心して暮らせます。
噛み癖を直したり待てを覚えさせたり、トイレトレーニングをしたりなど、しつけの内容はさまざまです。
しつけをするポイントは、一貫性をもってほめながら、けっして叱ったり暴力をふるったりしないこと。愛犬の様子をしっかり見ながら、しつけをおこなってください。
子犬期・成犬期でのしつけのコツをおさえておきましょう。

子犬の場合

たくさんのことを経験させながら楽しくおこなうことで飼い主との信頼関係も築きやすくなり、しつけがしやすくなります。

成犬の場合

子犬期に比べると覚えるのに時間がかかるため、愛犬の個性に合わせてしつけをおこなう必要があります。

いろいろ工夫をしてしつけをしていても、思うようにいかない子もいます。
そのときは飼い主さんだけで頑張らず、しつけ教室を利用することも検討してください。


柴犬の健康管理について

愛犬と長く楽しく過ごしていくために健康管理はとても重要です。
ここでは柴犬に起こりやすいケガや病気、老犬の介護や予防接種について説明していきます。

病気やケガについて


一緒に生活していくなかで突然、愛犬がケガや病気になることもあります。
ここでは柴犬に起こりやすいケガや病気の一例を説明していきます。

アトピー性皮膚炎(あとぴーせいひふえん)


柴犬になりやすい皮膚の病気です。治療には長い時間が必要で、場合によっては一生付き合っていく病気になります。

原因
遺伝による体質やダニやノミ、ほこり、花粉、食べ物などのアレルギーが原因で起こります。

症状
赤みや痒みが出たり、痒い所を擦ったりします。

治療方法
アレルギーの原因が特定できれば、その原因を取り除く。
アレルギーの症状を抑える薬を使用して痒みを抑える。
症状に合ったシャンプーをして皮膚の状態が悪化しないようにする。
治療費の目安は1回の受診で1万円前後です。

白内障(はくないしょう)

愛犬の目が白く濁ってきた状態を白内障といいます。
レンズの役割をしている水晶体が濁ることによって視力の低下につながり、放置すると失明につながります。

原因
目の炎症・加齢・糖尿病や遺伝などさまざまです。

症状
目が白く濁ってる、物や壁にぶつかりやすくなる、階段を降りるのを躊躇する、転びやすくなるなどがあります。

治療方法
目薬を出してもらったり手術をしたりします。手術費用は病院によって異なります。片目で20万〜の治療費がかかります。

膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)

膝のお皿にあたる骨がずれて脱臼した状態をいいます。

原因
遺伝的なものや肥満、高いところから飛び降りたり、フローリングなどの床で滑ったりすることで脱臼しやすくなる。また、足の裏の肉球と爪の間の毛が伸びすぎているのも、滑ってしまう要因につながります。

症状
足を曲げ伸ばしするときに痛がったり、歩きにくかったりなどがあります。

治療方法
痛み止めやサプリメントを飲んだり、肥満の場合は体重管理をしたりします。
薬や体重管理などで症状が改善されない場合は、手術をおこなうこともあります。症状や手術の内容によって治療費は異なりますが、目安として20〜40万円ほどです。

治療費について


動物病院での治療費は全額、飼い主さんの負担となります。
ケガや病気の状態によっては手術をおこなうこともあり、手術の内容によっては何十万円と高額になります。
愛犬の急なケガや病気に備えてしっかり貯金をしておいたり、ペット保険の加入の検討をしたりなど対策をしておきましょう。
病気になったからといって、絶対に捨てることがないようにしてください。


老犬介護について

柴犬は8歳ごろからシニア期になり、個体差によって生涯の半分をシニア期で過ごす子もいます。
人間と同じで年を重ねるごとに免疫力や身体の機能は低下します。
食欲が落ちたり転びやすくなったり、寝たきりになったりと状況はさまざまです。
ごはんを調整したり、段差を減らしてあげたり、愛犬の状態に合わせて過ごしやすい環境をつくってあげてください。

愛犬が元気でいるためにも、日ごろから愛犬の様子をしっかり見ておくことが大切です。

また、動物病院で定期的に健康診断を受けて健康管理をしていきましょう。
健康診断を受ける間隔は、動物病院の先生と相談してください。

予防接種について

愛犬と一緒に過ごしていくなかでは、予防接種も欠かせません。
予防接種をすることによって、感染症を防ぐことができます。
予防接種のなかには、必ず接種しなければならないものもあるので注意が必要です。

狂犬病


狂犬病は発症すると犬も人も100%死に至る危険な感染症です。
年に1回ワクチン接種を受けることが法律で義務付けられています。
生後91日以上の愛犬が対象になります。
費用は3000〜4000円ほどです。初めて狂犬病のワクチン接種をする場合は、登録料として3000円ほどかかります。

フィラリア


蚊に刺されることによっておこる寄生虫の病気ですが、しっかり予防をすれば防げる病気です。
薬の種類には錠剤やおやつタイプ、注射があります。
錠剤やおやつタイプは毎月忘れずに投与していきましょう。注射の場合は、年に1回で済む種類もあります。
予防開始の時期については、動物病院の先生と相談して決めていきましょう。
費用は愛犬の体重によって薬の量が変わるため、動物病院で確認するといいでしょう。
費用の目安としては、月に1000円〜となっています。

そのほかに任意のワクチン接種があります。
ワクチン接種をおこなうかは、動物病院の先生と相談して決めていきましょう。

まとめ

柴犬を飼うためには必要なことがたくさんあります。
柴犬は日本も含めて世界中から愛されてる犬種です。
ただ飼いたいのではなく、きちんと理解したうえで柴犬を大切な家族として迎え入れてください。
愛犬の性格を理解したうえで健康管理をおこない、最後までお世話をしてぜひ楽しい柴犬ライフを送ってください。

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