【覚書】ピーター・ウィアー監督『フィアレス』(Fearless, 1994)。
「救世主としてのデザイナー」たる人物は、より最近の映画において、そこかしこに見出される。それは『フィアレス』のなかで、建築家が他の旅行者が墜落した飛行機から逃げ出すのを手助けした後に「善きサマリア人」として知られるようになるときに、また彼がサンフランシスコに戻り自分が無敵であると確信して、車の通りを歩いて横切ったり自分がアレルギーを持っているものを食べたり壁に向かって車を走らせたりして、日常生活をこの力の試験に変えるときに現れる(692)。
N. LEVINSON, “Tall Buildings, Tall Tales: On Architects in the Movies” in Architecture and Film, Edited by Mark LAMSTER, Princeton Architectural Press, 2000 (Kindle).