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セルフ働き方改革~わたしらしく働く~


History

私の性格

私は、小さいころからミーハーで、流行りものに敏感で、とっても周りに流されやすい性格です。
リスク回避癖があるので、今までの人生、【冒険・挑戦】はしない分、あまり【大きな失敗・挫折】という経験もない。

The安定志向で、石橋を叩いて叩いて、叩き壊すタイプ。
高校受験も1つランク下の高校を受験しました。
大学じゃなく専門学校を受験したのも、「センター入試」から逃げた感もあります。

手に職をつけたら安心と思い、医療系専門学校卒業し理学療法士という国家資格取得しました。
家から通いやすい職場を選び 、体育会気質の古き良き昭和な病院に就職します。

人と話すのが好きで長女気質で責任感も強め。
人に合わせていけてしまう分、空気を読みすぎたり、
変に合わせすぎて裏では疲弊してしまうことも多く、
気付かぬうちに自己犠牲していたことに気付いたのは実は最近でした…(遅い)

社会人になって

気付いたら理学療法士歴も15年。
この仕事を選んだきっかけは、
表向きは、祖父の入院時のお見舞いで出会ったリハビリに魅かれて。
裏向きは、女性は手に職!安定!看護師のように夜勤がない、みたいに
「条件」にひかれたのが大きいです。

専門学校は入学試験が簡単だった分、入ってからの4年間は勉強三昧でとても苦しかったです…。
テスト・実習・卒業試験・国家試験…
こんなに勉強するのは始めてってくらい、毎日勉強し、国家試験になんとか合格しました。

向き不向きを考えもせず

向いているのか、ということを考えないまま選んだ仕事だったけど、
【五体満足のありがたみ】
【健康に日常を送れる幸せ】

を知れたこと、これは私の基礎になっていると感じます。
就職してからも責任の重さにつぶされそうになることもあったけど、
周りの人に支えられていたおかげで、働き続けられていたと思います。

1人目育休明け、ワーママデビュー~暗黒期~

4年目に結婚して、5年目に妊娠出産。

今まで全然知らなかった、育休から明けるときに気付いた事。

「仕事・家事・育児。両立って無理ゲーじゃない…?」

みんな当たり前にフルタイムで復帰していたから、と何も気にも留めず
前例に倣って、復帰直後の異動の打診も受け入れました。

ですが初めての育児との両立。知らなかったワーママの過酷さ
異動で慣れない仕事。
夫の転職直後ということもあって全然頼れず、
娘の夜泣き、まだ授乳中、離乳食の準備…保育園の洗礼も相まって、復帰後三か月で親子ともどもダウンし、メンタルもダウン。
暗くて長い長いトンネルの中にいるようで…
人生の中でも1、2を争うキツイ出来事でした。
なんとか気合で復帰したものの、そこからは
【ただただ毎日をこなす】のに必死で、
職場に迷惑かけないようにばっかり考えて…
苦しすぎて、その時の事全然覚えてないくらい。

一番かわいいはずのこの時期の1~2歳の娘のこと。
動画で見返して「こんなに可愛かったのに…」って今でも泣けるくらい、
全然向き合ってあげられませんでした。

2人目育休中にやったこと~セルフ働き方改革①~


そして月日がたち、9年目で二人目を妊娠出産。

2回目の育休中に、
私は前回の二の舞にはならない!」と決めて、
復帰後に向けてたくさんの情報収集と準備をしました。

まずは前例のなかった「育児短時間勤務」を使用させてもらうべく、
上司や人事部と協議して使用の許可をいただきました。

夫とキャリアプランのすり合わせや、家事分担をしっかり話し合いました。

作り置きや時短レシピ、時短家電も導入しました。

復職前面談をこちらからお願いし、
再び復帰直後の異動を打診されましたが、
「直後は避けてほしい」としっかり意思を伝え、変更していただきました。

2人目育休明け実際のところ


そうして臨んだ2人目の育休復帰は、
二人目の経験値の差もありますが驚くほどスムーズにいったのです。

1人目の復帰後の「ただただこなすだけの日々」から、
子供たちと向き合える心の余裕」のある日々へと変化しました。

人事部の方とも話す機会も増え、
コロナの特別休暇や看護休の時間休制度、
時短の期限が3歳から就学前までと延長して頂いたりと、
時代の後押しもあり、ワーママの声を集めて伝える役を担うように。

やりがいに気付いた出来事

私が部署内で初めて時短を使用するようになって以降、
後輩たちも時短という選択肢が増えました。

ある後輩から、心に残る嬉しいことを言われました。
「先輩はパイオニアですね」
「時短の選択肢が増えて良かったです!」

小さなことだけど、
自分がロールモデルになれていること、
ワーママの働きやすさを作れている事が
心に残る、嬉しい出来事でした。

働き方のもやもやを感じて

職場に感謝しているし、仕事自体のやりがいは感じながらも、
あの“コロナ禍”を経て、
医療職としてのデメリットが目に付くようになりました。

こういう非常時でも出勤ありき。
戦場のような職場。
子供たちは有無を言わさず保育園。

タイミング的に異動の話も浮上し、
土日祝休みの部署からシフト制の部署への異動がちらついていました。

職場には今までたくさん寄り添ってもらったし、
会社に勤める以上、貢献したい気持ちもあったので、受け入れるべき…。

だけど、受け入れると家族時間が減ってしまう…

時を同じく時短終了も近づき、
フルタイムに戻らねばならない時が近づいてきました。

今まで提案・検討してきたみたいに、
【時短の更なる延長を掛け合ってみる】という選択肢もあったけど、

なんだか今はそこじゃない。

仕事にやりがいも感じていたし、充実もしていたけど、

私は「もっと自由に働くを経験したい!」という気持ちが大きくなっていました。

1つの要因は、「医療職で出勤ありきの働き方」がフィットしなくなった感じ。
それは下の子の性格が繊細で、
新しい環境になじむのに時間がかかりそうと読んでいたのもあり、

「1年生の間は特に家に居て見守ってあげたい」という気持ちからでもありました。

私はこれからどうすればいいんだろう…?

どういう風に働いていったらいいんだろう…?

とモヤモヤが募り始めます。

それは、今まで見て見ぬふりをしていた、
「自分の本当の気持ち」と向き合う時が来た感じがしました。
そして、私はキャリアを見つめなおすため、時短終了とともに退職する決意をします。

退職を決意してから~セルフ働き方改革②~

今までは、働きやすい「条件」や「制度」を整えることに注力してきたし、そこにやりがいも感じていました。

でもなんか違う。

私はこれから定年まで、
体力勝負のこの仕事一本でずっと働き続けるイメージがつきませんでした。

そして漠然とアラフォーのこれからの将来に不安が出てきました。

でもモヤモヤに気付いても、どうしていいかわかりませんでした。

それは、
自分には理学療法士以外は出来ない】と思っていたし、
つぶしがきかない職種】だし、
転職もなんか違う】と思っていたから。

完全に働き方迷子、自分迷子になっていました。


そんな中で、
私は周りに合わせてばかりで、周りを気にしてばかりの、

【外側や条件ばかり気にする “自分”がない 自分】

に気付いてしまいました。

気づいてからは、このままじゃいけないと思うようになりました。


そこから時短終了のタイムリミットが迫る中、いろんな情報収集をしました。

仕事を辞めて専業主婦or転職しか選択肢がなかったところから、
起業や複業、業務委託、フリーランスなど世の中の働き方には
多数の選択肢がある事を知りました。

そして、何をするにも自分の本当の想い、望む姿がわからないと
ゴール設定が出来ないこともわかりました。

そこからは自己分析をしたり、コーチングを受けたり、
もがきながらもしたいことが徐々に定まってきました。

他人軸だった私が、徐々に自分軸を育てていくことが出来てきました。

今の想い~わたしらしく働く~


そして過去の私のように、
「働き方に悩むワーママを支えたい」

そんな想いから、
キャリアコンサルタントの資格を取得して、体系的にキャリアについて学ぼうと思いました。

また、コーチングを受けて自分のことがたくさん知れたように、
コーチングも手段として必要だと思い、資格を取得しました。

必要だったのは、

〇自分の心に素直に正直に。

〇自分を知って、受け入れる。

〇選択肢を増やして、納得した選択をしていく。

健康で動ける身体があるのに、もやもやを解決しないまま
「時間ないし…」と言い訳ばかりでいてはいけない。

私は「子どもと寄り添いながらおうちで働く」という未来に向けて決断します。


「私らしく働く」に向けて、
セルフ働き方改革を納得いくまでやってみる!

そんな私の試行錯誤の道中が、
今悩みながら働くワーママに届きますように。

今のモヤモヤをいつか納得の選択に変えて、
やりがいを感じながら楽しく仕事をしてほしい。
それがしいては自分の、子どもの、家族のためになると信じて。


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