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新年あけまして


この本を読んでもらうことにしました。

新年あけましたね。
とくに何もめでたいわけでもなく、いつも行くスーパーが開いてないのが辛い。




年末、クリスマス直前にかなり体調崩しました。
空腹時にコーヒー3杯も飲み、さらに期限切れの生野菜食べて、お腹悪くして、下痢と嘔吐の繰り返しでトイレとお友達状態。胃腸の中空っぽになっても胃酸がせり上がって、えずくのはめちゃめちゃしんどかった。
胃薬のもうにも、空腹状態で服薬するのは不安でのめず、かといって気持ち悪くて何も食べれないし、のむこともできない。嘔吐したあとの腔内を洗うためにうがいする際に口に含む水で、かろうじて水分補給。
食べれずのめずで夜まで過ごして、トイレまで這っていくのも億劫で。
昼間は先輩にすすめてもらった漫画読んで気分紛らわしてたけど、読破してしまい、夜になって暗くなると、一気に心細くなった。
思えば、1人暮らし始めてからフィジカルのほうの体調を崩すのは始めての体験。
生まれてこのかた、インフルにもコロナにもかかったことのない万年健康体の私は、療養に慣れてない。
1人暮らし始める前、実家にいた頃は、体調崩したら母が怒るし機嫌悪くなるので、体調崩すことは本能的に避けていたのかもしれない。
しんどい。辛い。薬ものめない。寝逃げしたいけど、眠剤ものめない。眠気がこない。空腹状態では眠れないけど、何も食べれないし食べれそうなものが家にない。
母には頼れない。
頼れる人がまじでいない絶望感。
恋人からは、物資の要請あれば言ってください、と連絡もらったけど、ここですぐにお願いするのは申し訳なく、翌朝も身体動かなければ、、と返した。
うどんなら食べられるかも、、と、ネットスーパー宅配や出前を検索するも、営業時間外という仕打ち。コンビニまでは遠い。行って帰ってくるのはむりだ。
都会ならきっとこんな夜でもウーバーイーツとかあるだろうに、だからいなかは嫌なんだと地元を責めた。
恋人からはしばし返事なかったけど、
どうしようもなく気持ちわるいことをつい漏らすと、物資かったので、これから届けようか?何かこれといって必要なものはあるか?とのことなので、
もうやむ無しと、今どこにいるのか確認した上で、インスタントのうどんがあれば欲しいことを伝えた。代金は払います、と。
かくして、恋人が物資を携えて深夜に家にきてくれたが、迎えたのは、床に這いつくばったまま、泣き出す私と、朝に掃除したものの荒れ果てた部屋。部屋も私自身も、人に見せられる状態ではなかったが、そんなこと構ってられる余裕もなく。横になるか?と言ってくれたので、とりあえず横になりうずくまってぎもぢわるい、、と泣き続ける私をぽんぽんする恋人、、1時間ほど喋ったり、あやしてもらったりしてるうちに、ウィダーインゼリーは少しずつならのめるようになった。
たくさんぎゅーしてもらい、MPをいくらか回復させた私。恋人の睡眠時間削るのも心配なので、帰ってもらい、しばらくしたらお腹に何か入りそうなので、持ってきてもらったどん兵衛ミニを食べて、あったまって、薬ものめて、眠りにつけた。

今思い出しても、ほんとめちゃくちゃしんどかった、、
しかも一週間近くすっきりしなかった。
どんだけ引きずるんだよ、、
そして身体弱ってるときに、気軽に頼れる人がまじでいない、という問題の大きさ。
これはまじで深刻な問題だ。
身近にいる家族は母しかいないけど、母は怒るから頼りたくない、、実際、今回の体調不良も、電話でバレたらいつかこうなると思ってた、規則正しい生活してないからそうなるんや、1人暮らし始めたときからそう思ってた、とめちゃくちゃ責められた。私、ひとり暮らしして数年経つけど、体調崩したの始めてなんですが、、しょっちゅう体調崩してるならともかく、始めて悪くしたのに、そんなに責められるいわれなくない?と思う。
母はこうやって私を責めるようなことをことあるごとに言うので、ほんと何も話したくない。

ので、体調崩しても家族を頼りにする選択肢は、ない。
となれば頼れる人がいなくて、、
恋人しかいない、、
先輩も薬局行ってなんか買おうか?家行くで?と言ってくれたけど、頼るのは申し訳なくて、、
人に頼るの苦手属性が強い私。。

今後体調崩しても何とかなるように、備蓄をしっかりせねばと学びました。





話は変わりますが、
恋人が救援に来てくれた際に、どさくさに紛れて冒頭写真の本を渡しました。
幸い、渡す準備はできていた。
必要箇所に3色のマーカーひいて、付箋で注釈つけて、ラベル貼って。準備には数時間以上かかったけど、ここは手間を惜しむところではない。
恋人の不安や負担を減らすためにも、恋人にとっては理解できないであろう自傷行為について、少しでも知ってもらう。よくわからないものについての恐れは膨れ上がるけど、少し知ってみれば、ちょっと心持ちが変わることはあると思う。
この本を読むことは恋人にとってメリットがあると思うから読んでほしいと思った。

全部読んでくれたかはわからないけど、
もっとわかってあげられるためにガンバリますので引き続きよろしくお願いします。と言ってくれた。
わかってあげる、という言い回しがひっかかるけど、
細かいことはまあ置いといて、わかろうとしてくれてるのがうれしい。
私も恋人のことをもっともっと分かるために努力したい。
雀荘にはこの前の騒ぎ以来行ってないらしい。

この前恋人の好きなところを40個くらい書いて渡して、次会ったときに、私の好きなところ30個書かれたものをもらいました。10個の差異はこの際まあよしとする。うれしかった。何度も見返してる。





またまた話変わりますが、3月に
52ヘルツのクジラたち
映画公開されるのがちょっとたのしみです。
が、原作激重だったので見に行くことはないと思います。映画化することで、原作に触れる人が増えたらいいなと思う。まあ本屋大賞受賞作なので、すでにたくさんの人に読まれてる作品だけど、、町田そのこさんは今を生きる人たちの心の闇を描くことに長けてる作家さんだと認識してる。星を掬う、という二世代にわたる母娘問題、女性が抱える問題を扱った作品良かったけど、これまた激重なので、再読なかなかできないでいる。母娘問題に苦しんでるの、私だけじゃないんや、て救われたような気持ちになれた小説だった。この感じは、女性の作家さんじゃないと、かけないと思う。文章も綺麗で好き。




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