B017_「専門性」なる言葉で自分の限界を決めないで
皆さん、こんにちは。
何かを書こうと決めたわけではないのですが、リアルで「読んでます!」と仰って下さった方がいらしたので、更新しなきゃ!と思いました♬
ありがとうございます(感謝)
さて、というわけでテーマはないわけですが、それでも「ネタ帳」のようなものは作ってますので、書き始めればそれなりに何かがまとまっていくのではないかと思ってます。そんな気持ちで今、文字を打っていますが…今のところ、何も(アイデアが)下りてきません(笑)。
これではまずいと思いまして、さっそく「ネタ帳」から一つ、引っ張ってこようと思います。
誰もが、一つ何かを極めたい
これ、とても難しいことです。
一つの分野を深掘り、掘り下げていく。
きっと終わりはありません。ずっとずっと続きます。
この分野を追求したい。深めていきたい。
向上心があって、とても素晴らしいことです。
無我夢中に知識を吸収し、技術を高め、レベルアップする過程です。
だいぶ深くまで掘ってきました。
たくさん掘った!という成功体験を得る日々です。
積み上げられた土砂の量も増え、山になってます。
それを見ながらまた達成感にも浸れるころです。
さらに掘ってみましょう。さて、どうなるでしょうか。
ベテランになりました。
仕事にプライドを持っています。素晴らしいことです。
一方、このイラストを見ると、どうやら上まで登ることは難しくなったようです。
つまり、地上(掘り始めたころの気持ち)に戻ることは困難です。
深く掘り続けはしましたが、一点集中で掘り下げたため、ここ以外がどうなっているか知りません(他の分野を知りません。)
一つの分野を掘り下げることは難しい。
でも、それだけでは視野狭窄に陥ってしまう、ということです。
変化への柔軟性も失われてしまう。
掘り下げたこの穴を悪く言う人がいたら、良い気持ちは当然しません。
もはや、この穴は私そのものです。一体化しています。
「自分にはこれしかない」と後戻りができなくなってしまいました。
万が一、「その穴、もう用済みだから要らないから埋めておいて」と言われたら…
怒りと悲しさ、むなしさと後悔がないまぜになった気持ちに襲われることでしょう。
「専門性」なる言葉で自分の限界を決めないで
↑このフレーズを「ネタ帳」から引っ張ってきました。
このnoteはこのフレーズを膨らませて書いています。
習得して無駄になる知識はひとつもありません。
これからの時代、もうすでに数十年も前からそうだったかもしれません、
複数の興味を持つこと、複数の専門性を持つこと、複数の人的ネットワークを持つことが、あらゆる意味において重要です。
なぜ重要かというと、それがあなたの強みになるからです。
あなたの個性をより豊かにするからです。
あなたがあなた自身の人生における「主人公性」を取り戻すことに繋がるからです。
なので、こんな風にしてほしいと願います。
決して、転職を推奨しているのではありません。
同じ仕事をしながらだって、その仕事は必ず複数の課業(こまかい仕事)で成り立っているはずです。
それら一つ一つの課業を深掘りしていくというニュアンスで受け止めていただくこともできますし、
同じ会社・法人の中にある多様な仕事にチャレンジするというニュアンスでも受け止めてほしいと思います。
そうして、いろいろな経験をして、知識を得ることを「見聞を広げる」と言います。
見聞が広がれば、人としての器が大きくなるはずです。
なぜなら、いろいろな経験をした人は想像力が豊かになります。
自分の中にある多様な経験の中から、相手の経験に近いものを見つけ出し、
「相手の中で起こっていることが、あたかも自分の中でも起こっているかのように私が感じる」、共感です。共感性を高めることができます。
ともに喜び、ともに悲しみ、ともに怒り、ともに驚き、ともに楽しむ。
本音トーク満載の時間です。
そうして掘り下げていくと、となりの穴と繋がります。
一つの穴と一つの穴の間に眠っている…
それが「気づき」です。
創造力の源泉です。
発想の泉です。
いろいろなことに気づき、ゼロからイチを作り上げる人には、
これがあります。
創造力にあふれる人には、たいてい、柔軟な発想力と表現できるものが備わっていますが、そのからくりは、そもそも興味が多様であるということです。
なので、すでにその人の中にはいろんなところで穴を掘った形跡があり、その経験から「気づき」の量もまた自ずと比例して増えます。
専門性は持ちたい。でもそれだけでは足りない
さて、みなさんはいかがですか。
一つのことを深掘りしていくのは大切です。
ですが、そのうちにそれを失うことが怖くなり、
それに固執し、それを守ろうとするようになってしまったら、
周りからの有難い指摘が、自分への悪口に聞こえてくるようになることでしょう。
そうなってしまったら、残念ながら、横に広げるチャンスを逸してしまいます。
縦に堀りさげ、横に広げる。
そうして、自分の器を広げて行けるといいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本当に、数あるネットニュースやしなければならないことの数々の中、
このnoteをお読み頂き、ありがとうございました。
「「読んでいる」と言わない方が良かったかな…」と仰って下さった方へ
…そんなことないですよ!!(笑) 嬉しかったです。